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忠彦さんダネイホン手伝 / まんぷく あらすじ第56話

      2018/12/04

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2018年12月4日(火)第10週「私は武士の娘の娘!」

あらすじ

萬平さんらの逮捕の知らせを聞き、克子姉ちゃんと忠彦さんが泉大津に駆けつけます。前年の5月のメーデーに、マッカーサーに手榴弾を投げて暗殺しようとした男がいたことから、進駐軍は日本に残っている武器や弾薬を徹底的に回収しているのでした。

2人に励まされ、福ちゃんは萬平さんが戻ってくるまで、たちばな塩業を守ろうと決意。塩とダネイホン作りを続けることに。

一方、萬平さんたちは雑居房に押し込められ、進駐軍のビンガムとメイから厳しい取り調べを受ける毎日。萬平さんが陸軍の施設だった物件を友人から紹介されたとわかると、その友人の名前を明かすように迫られます。

不安で苛立つみんなの前に謎の日系人看守・チャーリーが…

参考:Yahoo!テレビ

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前置きレビュー

たちばな塩業の従業員連行

たちばな塩業の従業員が、進駐軍に連行されてしまい、すっかり重い空気になってしまいました。

憲兵隊に連れていかれたときと違うのは、独身で従業員として働いていた萬平さんではなく、妻子がいる経営者である萬平さんがいなくなってしまったことです。

福ちゃんはとにかく何とかしようと、弁護士に片っ端から電話をしますが、いくら身の潔白を晴らそうにも、進駐軍が相手とわかると、みな冷淡になり断ってきます。

なすすべもなく、福ちゃんは克子姉ちゃんに話すしかありませんが、忠彦さんの話では、進駐軍は、残っている武器を使って反乱を企てられたら困ると、日本に残っている武器などを全部回収しようとしているのだそうです。

手榴弾が見つかったとなると、最悪、軍事裁判にかけられ・・・

そんなヒドイ状況が待ち受けているなんて!

ともかく、福ちゃんが今できることは、萬平さんに言われた通り、ダネイホンの瓶詰と塩の納品をして、会社の維持をすることだけです。

家内作業のハンコ作りは、まだ平和でしたが、不安と隣り合わせの中、がんばっていくしかありません。
萬平さんの男気
ビンガム上級曹長から「日本陸軍の倉庫だと知っていたのか?」「どうやって、あの倉庫を手に入れた?」と取り調べを受けます。

不動産屋が、勝手に横流ししたようなものですが、そうとは知らず借りてしまったのです。

法を踏まないと、こういう目に合うから怖いですが、萬平さんは、ともかく世良勝夫から借りたなどと、口が裂けても言おうとしません。

名前を言ってしまった方が、責任から逃れてラクになるのに、自分の信念を貫こうとするのですから、萬平さんはただものじゃないです。

感想

チャーリーに八つ当たり

単純に考えると、雑居房に入れられたのは、手榴弾を使って魚を捕った、高木と野村泰造と堺俊一のおかげだと思います。

とは言え、そもそもの話、ただですら大変な塩づくりなのに、萬平さんが、菜種油やワカメを取ってこいと仕事を増やし、おまけに食事のための魚を捕らなくてはと、やることが多すぎます。

そこへ、たまたま手榴弾を見つけたことで、それを使えば、簡単に魚が捕れるとなったら、こんなラクなことはありません。

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大量に、新鮮な魚が食べられるとなったら、使ってしまいたくなってもしょうがないかなと思います。

でも、そのことで罪をかぶるなど、考えもしません。

人の好い小松原は「僕らは、社長に助けてもらったんでしょ」峰岸「雇ってもらえなかったら、今頃愚連隊に入っていた」と言います。

それで丸く治まるかと思いきや、長久保が「人がいいな!」と叫びます。

岡さんなどにしてみたら、いいとばっちりを受けたワケです。

また、みんなのケンカが始まってしまうと、チャーリーが、ケンカを止めます。

すると頭に血が上っている岡さんは、チャーリーに「お前、どう見ても日本人だ」とつっかかります。

チャーリーは「俺は、日系二世」

何も悪いことはしていない神部さんは「俺らと同じ日本人を牢やに入れて心が痛まないのか?」と聞きます。

アメリカと戦争に負け、食べていくのがやっとの生活で、何も罪のない人間まで、いっしょくたに牢やに入れられて、いくらなんでも理不尽すぎます。

するとチャーリーは、あえて英語で「オレは日本がキライだ」と言います。

日系人は、当時、アメリカで、ものすごい人種差別に合っていたようなので、チャーリーは、日本がキライになってしまったのでしょう。

自分が日本人をいたぶるのは、何も良心の呵責などないようですが、同じ日本人としては、そのチャーリーの姿がショックだと思います。

たちばな塩業に新聞社が!
フードプロセッサーがない時代、ペーストにするには、すりこ木を使うしかありませんが、これを手作業で、一日中やらなくてはいけないのは、ハンコ作りより大変です。

ハンコの売り上げよりも良いと言っても、これはキツイ仕事です。

そこへ、新聞社が、どこからか嗅ぎつけてやってきます。

「進駐軍に反乱をおこそうとしたのは、本当ですか?」

手榴弾を使って魚を捕っただけなのに、いつの間にか、そんな話が第三社に伝わっているなんて、怖いですねーー

克子姉ちゃん、感情的になって、すりこ木を頭にかざして「いい加減なこと、言わんといてください!」そこだけ、サザエさんを見ているようで、笑っちゃいました。

真一さん哀れすぎ
メイ軍曹に、どうしてたちばな塩業に入社したのか聞かれた真一さんは、妻が亡くなり、妻の妹夫婦の生き方を見て、人生観が変わったと、まじめに応えますが、メイ軍曹には通じません。

真一さんの言うことを信用してもらえないなんて、そればかりか「俺をだますな!」と言われる始末。

真一さんが、哀れすぎます。

源ちゃんのもみじのような手

のんきに新聞を見ている世良さんは「たちばな塩業の社員が反乱を企て捕まった」と目に入り、驚いて福ちゃんに電話で話をしていると、そこへ進駐軍の魔の手がやってきます!

「カツオセラだな」と令状を見せられ慌てふためく世良さんを、有無をも言わさず、進駐軍が連行していきます。

のんきに「ケセラセラ」と言える場面でないのに、何もわからない源ちゃんが、もみじのような手をいっぱいに広げて、世良さんを呼びかける福ちゃんの受話器にさわっているのが、なんともかわいいですね。

なぜか世良さんなら、大丈夫だと心のどこかで思っているのでした。

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