チコちゃんに叱られるで使われている曲って、どこかで聞いたことあると思ったら、1974年4月1日から1978年3月31日まで、日本テレビ系で放映されていた子供番組「カリキュラマシーン」の曲でした!
宮川泰さんによる、子供の知識と教育を「シャバデュビデュバ シャンララン」の歌詞(スキャット)で表現したそうですが、このリズム感、テクノが流行る前です。
カッコイイ!
それはそうと「チコちゃんに叱られる”なんで応援は337拍子なの?”」(2016年6月15日放送)より、まとめました。
チコちゃんに叱られる337拍子の応援の意味は?
神戸大学名誉教授日本民族音楽学会会長の岩井正浩さんによると「そんな昔ではなく明治大学から始まったと聞いています」
そこで、明治大学の応援団、連盟委員長の川端竜史さん、第97代団長の川村隼輝さん、応援指導班班長の関根玄大さんに聞いてみました。
考案なされましたのは、明治大学の応援団の初代団長の相馬基(もとい)先輩が、337拍子を始めました。
大正10年に明治大学応援団が誕生しますが、337拍子を始めたとされるのが、初代応援団長の相馬基さんで、早稲田大学との大学対抗試合で337拍子の応援を思いついたそうです。
当時の応援は、
とラップ調のような掛け声。
掛け声が先で、それに合わせて掛け声と手拍子が生まれ、いつしか掛け声がなくなり、手拍子だけになります。
そして、この337拍子は、戦後、東京六大学野球で、日本中に広まります。
チコちゃんに叱られる337拍子の曲は?
この337拍子は、多くの応援曲で聞くことができます。
x japan 紅
ピンクレディー サウスポー
明治大学応援団の吉田耕太郎監督に、なぜ「勝った方がいい」に337拍子のリズムになったのか聞いてみると、
「なんとなく、相馬さんが、”これが一番調子がいいな”と思ったから使われたのでは」
神戸大学名誉教授日本民族音楽学会会長の岩井正浩さんによると「本当は、4・4・8拍子」なんです。
「1・2・3・間、1・2・3・間、1・2・3・4・1・2・3・間」
4拍目に間があります。
それが、日本人的なリズム感です。
なぜ、これが日本人のリズム感なんでしょう。
田植えや稲刈りなどは、周りと協力して行う共同作業が多い日本では、みなでタイミングを合わせる時に、「間」が必要です。
337拍子には、一体感と間がエネルギーを生むのです!
ヒット曲にも多く使われています。
モーニング娘 恋愛レボリューション
TRF ezdodance
『チコちゃんに叱られる』で、337拍子はもともと明治大学の応援歌、と紹介されていた。ヒットソングにもこのリズムが多く潜んでいるとのこと。考えてみたら #カーネーション のメインテーマ、「ソドドレレーソレレミミレ」のメロディーもも337拍子だった。だから「はずむ心」にも使えるのか、と納得。
— nao (@visavis114) 2018年6月15日
チコちゃんに叱られる見てたら、盛り上がる曲や応援歌やヒット曲は三三七拍子が合うと言ってる。そう言えば変なおじさんも三三七拍子やん(笑)
で、発気揚々聴きながら三三七拍子してみたら合う????— にんぽう@LOVE?TSUBASA (@roka_ria) 2018年6月15日
まとめ
掛け声が「勝て!」という命令調でも、「勝って、勝って」でもなく「勝った方がいい」と言う、荒々しい感じではなく、フレンドリーな言葉がけと言うのが意外でした。
それにしても、明治大学には、いまだに肉食な感じの応援団がいるんですね^^;
伝統を引き継いで、がんばってください!
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