ドラマ「モンテクリスト伯」では、政治家の木島義国役を演じた嶋田久作さんですが、朝ドラの「半分、青い。」では、100均の雇われ店長田辺一郎役!
俳優さんの仕事って面白いですね。
100均の店名がダイソーならぬ「大納言」と、何のひねりもないです。
半分、青い。7月5日
1999年の秋、漫画家を辞め、秋風ハウスを出た鈴愛は100円ショップ「大納言」でアルバイトを始めます。“モアイ像”呼ばわりされている強面の店長・田辺と店番をしながら、質素な毎日を送っていました。
鈴愛は貧乏まっしぐら生活を強いられています。
ユーコとボクテが訪ねてきてくれても、コーヒーは、1杯1グラムしか使わない。
丸の内OLは四大卒でないと、ダメな事がわかる。
1月働いても12万円になるか、風呂付の部屋も借りられない。
その頃、謎の2人の男、涼次(間宮祥太朗)と祥平(斎藤工)が遮光カーテンで締め切った密室にこもり、カタツムリのDVDを鑑賞をしています。おまけに謎の3姉妹、光江(キムラ緑子)麦(麻生祐未)めあり(須藤理彩)はそうめんをすすっていました。
明日から鈴愛は依童(よりわら)となって夢を絶たれた地である帝都・東京の破壊をもくろむのだった! #半分青いhttps://t.co/QPNcavBHXu
— 川崎ヒロユキ@神バディファイト絶賛放送中! (@kawasak54965532) 2018年7月4日
失楽園
店長の田辺は、自分の顔が怖いから客が来ないと思い込んでいますが、愛読書は小説でベストセラーの「失楽園」
「失楽園」(しつらくえん)は、作家の渡辺淳一が1995年9月から1996年10月にかけて「日本経済新聞」に連載をしていた恋愛小説です。
1997年2月に講談社から単行本として刊行され、上下巻合わせた年間発行部数は267万部、その後300万部にまでなり、一躍ブームになりました。
1997年5月には、役所広司と黒木瞳による映画が公開されます。
1997年7月には、古谷一行と川島なお美によるドラマが放映されます。
どんな内容かと言うと、
敏腕編集者の久木は、ある日突然閑職を命じられ、人生に疑問を持ち始めます。そんな彼の前に、美しい人妻である凛子が現れます。貞淑な女性だった凛子は、強引でひたむきな久木と、何度か情事を重ねるうちに、いつのまにか性の歓びに囚われていきます。密かにマンションを借り、愛の巣で2人の世界に没入していきます。それは、互いの家庭に隠しきれるものではありませんでした。次第に明らかになっていく世間から孤立していきます。
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失楽園〈上〉 (角川文庫)![]() |
この小説の影響で、中年男性が若い女性と、シャトー・マルゴーというワインと鴨とクレソンの鍋をこぞって食べました。
田辺店長が運動会シーズンの忙しい最中、失踪してしまった事に激怒している鈴愛に対して、田辺店長は、鴨とクレソンの鍋セットをお詫びで買ってきます。
嶋田久作ブログ?
#半分青い 豊川悦司が退場し、嶋田久作が登場するらしい。妖怪大戦争の加藤保憲から帝都大戦の加藤保憲へのバトンタッチか。 pic.twitter.com/Ik45CJTGwS
— prism (@khot23) 2018年7月4日
まとめ
「ひよっこ」の古谷一行の田舎のおじいちゃんも違和感がありましたが、それでも何とかついていけました。
ヴィスコンティの映画「ベニスに死す」のタジオに、豊悦、戦地へ行ったおじいちゃんが中村雅俊で、100均の店長が嶋田久作。
戦地へ行ったとは、どう見ても思えないというか、紀州のドンファンならまだしも、田舎のおじいちゃんには見えない、中村雅俊まんま。
かと思いきや、嶋田久作が100均の店長に使われてしまうのも、どうなのかわからないけれど、それがこのドラマの魅力なのでしょうか?
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