指をポキポキ鳴らす人いますけど、指の関節がズレそうで、気持ち悪いと思っているんですけれど、指のポキポキって何の音なんでしょう?
と言うか、ポキポキ鳴らすのは、なぜなんでしょう?
そんな疑問を顔面凶器の小沢仁志さんに、聞いてみる事にしました。
最初から指のポキポキについてではなく、人を威嚇するときどうするかと聞くと、ひっつかんで、頭突きでボーン!
その小沢さんに、指のポキポキについて聞くと
普通、そんな風に思います。
ところがチコちゃんは知っています。
チコちゃんに叱られる!指ポキポキの正体は泡がはじける音?
千葉大学附属病院手外科専門医の松浦佑介先生によると、指のポキポキの音は長年ナゾでした。
この音の正体は、泡のはじける音です。
泡がはじける音と言えば、炭酸飲料です。
それ以外に、泡のはじける音は、普段はあまり聞かないような。
先生の話では、
---指の関節を曲げたり伸ばしやすくするために関節の中に滑液(かつえき)という液があり、この液があることで、骨がすり減る事を防いだり、
関節の動きを滑らかにします。
関節を曲げると、滑液の中の圧力が変化します。
中に溶けいていた気体が泡になる事があり、その泡がはじける事で、ポキッとなります。
これは100年くらい前から、言われていたとか。
ところが、2018年、ポキポキ鳴らす音のナゾがようやく解明されました。
泡の中は、ガスだそうです。
おならと一緒?
ポキポキの音の論文発表?
2018年3月、世界的に有名な科学専門誌にポキポキの原因を科学的に証明した論文が掲載されました。
発表したのは、フランスエコール・ポリテクニーク研究所教授、アブドゥルバラカト(フランス語)です。
---息抜き程度の興味本位で、論文を考えていた学生が、たまたま指をポキッと鳴らして”これだ!”となったのが、きっかけでした。
その学生と二人で研究を始めました。
この指ポキポキですが、たとえ解明ができたとしても医学界では”役に立たないのでは”と放っておかれていました。
治療には、なんら影響はないとみられています。
しかし、アブドゥルバラカト教授は、100年間誰も取り組まなかった事に、果然やる気になったそうです。
しかも、これからも研究は続けるそうです。
指ポキポキで指は太くなる?
あるアメリカの研究者(ドナルドLアンガー)が、60年間、左手は指を鳴らし、右手は一切鳴らしませんでした。
結果は、左右の指の太さは変わりませんでした。
この研究で2009年にイグノーベル賞を受賞しています。
まとめ
やっている当人は、気持ちがよいのかもしれませんが、個人的に、指のポキポキは、どうしても指がもぞもぞしそうで生理的に気持ち悪いんです。
今日のチコちゃんきついなぁ~指ポキポキ鳴るの苦手;;あの音聞くと背筋寒くなるぅ~;;音声消しました;
— 愚裸嘆@宗一兄さん仙姿玉質 (@ookami23kuma7) 2018年7月13日
同じように思っている人いました!
でも指をポキポキされると、いかにもやる気満々と言うのが伝わってきます。
コメント
泡が”はじける”は不適切で”つぶれる”です。はじけるのは液体の自由表面だが、つぶれるのは液体の内部。今回は関節液なので液体の内部。
私は30年前から原因を知っていた。専門家の中では常識?いわゆるキャビテーションです。
発見したのでもなく、論文を読んだわけでもないので主張する立場にない。
次の、
https://510459.wixsite.com/mysite
の中の、チコちゃんを見てください。周辺を解説しています。
KHara様
コメントをいただきまして、ありがとうございます。
確かに内部で起こっている事象なので、「はじける」ではなく、「つぶれる」でしょう。
ゴールデンタイムの軽いノリの番組なので、表現も軽くしたのかもしれませんが、適切な表現とはいいがたいです。