『半分、青い。』のこれまでのあらすじと感想
NHK連続テレビ小説『半分、青い。』
2018年7月23日~7月28日放送
『半分、青い。』第17週 あらすじ
涼次の新作映画への一歩
祥平は、4年前に「追憶のかたつむり」という作品で、第48回コート・ダジュール国際映画祭・その視点部門グランプリに輝いた実績があります。
ところが、その後、不況のあおりもあり、なかなか新作ができない状況でした。
なんとか「クールフラット」という事務所を細々と運営しています。
そんな中、涼次が、やっと工面したお金で新作映画の撮影ができる事になりましたが、弟のような存在の涼次に、祥平は、自分ではなく、涼次に映画監督としての実績を持たせよとしていました。
鈴愛が店長に昇格?
決められた仕事を決められた通りにやる田辺店長に対して、不満げな鈴愛に、オフィス・ティンカーベルとは違うと諭す涼次でしたが、その思いは光江の元に届きます。
代り映えしない経営に、甥っ子の嫁となった鈴愛のチャンレジ精神に面白みを見出した光江は、鈴愛に大納言を任せたいと言います。
鈴愛と涼次の2年後
涼次は、生い立ちからのトラウマから自分の作るものが終わってしまう事がイヤで映画の脚本を最後まで書くことができないでいました。
そんな涼次に祥平は、ある原作を元に脚本を書くようにアドバイスをします。
そこで、涼次は、ある有名な女性作家の本で脚本を書き始めます。
2年の歳月が流れ、ついに完成します。
その脚本を持って、祥平のところへ持っていくと、原作者に、映画化に向けての許諾を得ようと動きます。
祥平の予想に反して、原作者は、祥平に映画監督を依頼します。
せっかく書き上げた脚本で、いよいよ監督デビューできると思っていた涼次は、実績がないからと諦めます。
日々の努力を間近で見てきた鈴愛は、涼次が監督できないことが、納得できません。
そんな二人の思いを知ってか知らずか、祥平は、藤村家を訪れ、涼次に監督を辞退すると告げます。
鈴愛の妊娠
映画監督として採用されなかった涼次は、何日も落胆して立ち直れずにいましたが、そん中、鈴愛の妊娠がわかり、涼次は、大喜びです!
ところが、それと引き換えるかのように、涼次は映画を辞めると言い出しますが、そんな涼次に三オバは不安を感じます。
『半分、青い。』第17週 前置きレビュー
涼次の工面
有名になれば、もっと簡単にスポンサーがつくのでしょうが、いくら海外で賞を獲ったと言っても、景気に左右されるなど、簡単にスポンサーはつかない厳しい世界です。
涼次にいくら才能があったとしても、それだけでは、形作ることはできません。
人を説得させ、資金を工面できる事も、才能のうちです。
なんとか、新作の映画のためにお金を集める事ができました。
祥平は、そんな涼次に、本格的に映画監督としてのチャンスを与えようと支援を始めます。
自分が監督として実績を積むだけでなく、後進のために働きかける事も、大切になってきます。
そのことを祥平は、十分承知している所に、信頼が持てます。
大納言へ没頭する鈴愛
新婚早々とは言え、子供を作るどころか、涼次の仕事が、まだまだと言った所なので、そんな気にはなれないのでしょう。
大納言の経営のやり方に不満を持っている鈴愛の事が、光江に届きます。
可愛い甥っ子の嫁と言う立場だったから、聞き入れてくれたのでしょうが、バイトに店を任せようとは、そう簡単にはならないと思います。
ただ涼次の嫁と言うだけでなく、鈴愛の持前の明るさやアイデアが、チャンスを呼んだと言っていいかもしれません。
そういうところは、ラッキーなのでしょう。
涼次の夢の実現?
日々の売り上げが大切な100円ショップとは違い、映画は、簡単にはできません。
二人が結婚してから2年が経ち、ようやく涼次は、ある原作を元に脚本を書きあげます。
やっと、夢の実現かと思ったところ、力を尽くしてくれた祥平から、原作者が祥平に監督をするよう、依頼があったと聞かされると、涼次は、自分に実力がないからと諦めます。
それは、現実問題として、仕方がないと思うのですが、鈴愛は、間近で涼次の努力を見てきたので、納得いきません。
まだ、若いのだし、脚本以外に、自主映画で短編を作るとか、地道にやっていくことで、認められる世界だと思います。
それなのに、鈴愛は納得がいかないって、なんだか今はやりのモンペみたいなんですが。
と言うか、この2年間の生活は、ほとんどヒモ状態で、鈴愛のおかげだったとか?
そんな二人のために、祥平が監督を辞退するというのも、管理人としては、逆に納得いかないです。
プロの世界は、ある面厳しいので、しょうがないじゃんと思うのですけど。
祥平が、人良すぎです。
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