昔朝ドラの「おしん」が放送されていた時、「おしん」を見てから学校へ行っていたのですが、いつも遅刻状態でしたw
でも今にしてみれば「おしん」と言ったら、朝ドラの中でも高視聴率番組で、それをリアルタイムで見られたのは、先生には申し訳ないけれど、ありがたい事でした。
それはともかく学校の始まりと終わりに必ず鳴るチャイムですが、どうして学校のチャイムは、なぜあの音なんでしょう?
そういう決まりじゃないの?
間宮さんは「手で鐘を鳴らしていたのでは」と、なるほど。
学校のチャイムはなぜあの音?
チコちゃんに叱られる!チャイムがなぜあの音?
しかしチコちゃんは知っています。
「子供たちのつらい思い出をよみがえらせないため」
詳しい話は、東京都大田区大森第四中学校の細越政道校長先生です。
---キンコンカンコンのチャイムを最初に導入したのが、この大森第四中学校です。
今では、学校のチャイムと言うと、このメロディが当たり前になっていますが、その前までは全く違う音でした。
初めて、キンコンカンコンになったのは昭和31年でした。
それまでは、学校の職員がベルを鳴らしながら学校内を歩き回って時間を伝えていました。
このやり方では、問題があります。
当時は、クラスも多く、端から端まで行くまで、相当時間がかかりました。
クラスによって時間差が当然出てきてしまいます。
時間にズレがおこるとクラスによっては、休み時間が短くなると不満の声が出てきます。
一番の問題は、ベルの音でした。
このベルの音は、戦時中の空襲警報として使われていた音を連想させてしまうのです。
戦後間もない頃は、教師も生徒も、ベルの音を聞くと、どうしても戦時中の空襲警報を思い出してしまうのです。
そこで生まれたのが、今のチャイム音です。
当時、大森第四中学校で国語の教師をしていた、井上尚美先生が、このメロディを取り入れる事に決めました。
ベルの音を変えて、生徒たちが安らげる環境を作ってあげようと考えていた井上先生に、たまたまラジオから流れてきたのが、イギリス・ロンドンにあるビッグベンの鐘の音です。
井上先生は、この音に安らぎを感じ、学校のチャイムの音として取り入れる事になりました。
井上先生が中心となって、仲間たちと共同で開発したのが、学校中にあのメロディが一斉に流れるチャイムの機械です。
光星舎と言うメーカーです。
やがて、このメロディは安らぐ音として評判になり、全国に広まります。
実は、このメロディには歌詞があります。
その歌詞は、井上先生が生徒たちを思いやるピッタリ合った歌詞です。
#NHK #チコちゃんに叱られる!
学校のチャイム音のなぞ https://t.co/9rovY3rxhx#ビッグ・ベン #ウェストミンスターの鐘 か!#八代亜紀 さん歌う!All through this hour
Lord, be my guide
And by Thy power
No foot shall slide.申命記なんだ!歌詞?世界の民謡・童謡 https://t.co/6P3s1mplBT
— 所沢バプテスト教会 (@tokobap_church) 2018年7月28日
All through this hour(すべての時を通して)
Lord, be my guide(主よ導いてください)
And by Thy power(あなたの力によって)
No foot shall slide.(迷いはなくなる)
なぜか、八代亜紀さんにより歌われると、その後は舟歌が続きますw
まとめ
「つらい思い出をよみがえらせないため」と聞いて、その日あった出来事で、先生にしかられたとか、いじめられた。そういう一日のイヤな出来事を払拭させる意味なのかと思ってしまったのですが、全然違いました。
確かに、戦争中の事が思い出されるのは、相当つらいです。
おまけに、手で鐘を鳴らすのは、時差が出てきてしまうので、不平等になります。
文明の利器とは良く言ったものです。
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