京都 江戸 魔界巡りスポット!鬼門の方角とは?魔界の入り口はどこ?

京都 江戸 魔界巡りスポット!鬼門の方角とは?魔界の入り口はどこ? 神社

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比叡山にいだかれるいにしえの都の京都。

歴史の裏側には、知られざる世界があります。

それが「魔界」

妖怪や鬼、怨霊、目には見えない「あやかし」たちが、跋扈(ばっこ)する闇の世界です。

案内をしてくださるのは、京都先端科学大学の佐々木高弘教授です。

佐々木さんは、妖怪文化や歴史地理学を教える専門家です。

京都の歴史と魔界のかかわりを研究しています。

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鬼門の方角とは?比叡山は魔界の入り口

比叡山は、平安京から見ると、鬼門になります。

鬼門は、北東方向を指します。

鬼が入ってくるルートがあります。

京都から見て、比叡山が本当に鬼門にあたる北東なのか方位磁石を使ってみてみます。

794年の京都に平安京ができ、明治の遷都まで1000年以上続きました。

桓武天皇が造営した平安京。

もし、鬼門から魔物が襲って来たとしたら、どうやって都を守るのか。

それを、ある動物がずっと守り続けてきました。

京都の鬼門をずっと守り続けてきたのは「猿」でした。

日吉大社

佐々木先生に、案内をされたのは、滋賀県大津市の比叡山のふもとにある、2100年の歴史を持つ、山王総本宮日吉大社

山王鳥居は、仏教と神道の結びつきをあらわします。

これは、日吉大社は、比叡山の守護神で、仏教を守る神様です。

比叡山と言うと、延暦寺を守る神ですが、日吉大社の山王鳥居は、その山の形をしています。

仏教と神道が結びついた山王信仰。

山王鳥居は、それをあらわしたと言われています。

日吉大社で祀られているのは、比叡山の神様・東本宮御祭神「大山咋神(おおやまくいのかみ)」

比叡山のお水で、まずはお浄めをします。

境内を西へ進むと、西本宮 楼門(ろうもん)があります。

屋根の下に、猿がいます。

お猿と言えば、日光東照宮の三猿「見ざる聞かざる言わざる」とは、動作が違っています。

日吉大社の猿は、仏教を土台で支えている形と言う意味があります。

楼門をくぐった裏側の両端にも猿がいます。

裏表にいる猿は、屋根を支えている格好から、「棟持ち(むなもち)猿」と呼ばれています。

どうして、猿なのでしょう?

それぞれの年を動物に例えた干支(えと)があります。

子(ね)丑(うし)寅(とら)卯(う)辰(たつ)巳(み)午(うま)未(ひつじ)申(さる)酉(とり)戌(いぬ)亥(い)と方角を現わす十二支で言うと、鬼門、すなわち北東は丑(うし)寅(とら)を一文字で表すと、「艮(うしとら)」と書きます。
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この鬼門に勝つには、北東に対して南西の「坤(ひつじさる)」を使うことになります。

敵は、見えない魔物ですから、物理的に闘うだけではだめなのです。

マジカルな魔術的な方法で守ります。

陰陽五行説で言うと、陰と陽を対立させます。

北東の艮(うしとら)は陰で、南西の坤(ひつじさる)は陽。

陰には、光で対抗する考え方です。

鬼門を守るためには、マジカルな猿に白羽の矢が立ったのです。

比叡山は、猿が自然豊かに暮らす霊峰です。

日吉大社に、猿がいますが、山王神使で神猿(まさる)です。

神様のお山にいる動物ということで、古くから神と縁があると言われています。

また、「魔が去る」と書いてありますが、「なによりも勝る」

神猿(まさる)

神猿(まさる)にまつわる不思議なお話があります。

禰宜さんが、一番初めにお勤めした日に、お猿さんが50匹、山から降りてお迎えしてくれたそうです。

3人くらいから、その話しは聞いています。

禰宜さんは、その光景を覚えているので、常にお守りいただいている気持ちがあります。

赤山禅院京都市左京区

京都市左京区にある、鬼門を守る2つ目の神猿は、比叡山延暦寺の別院の赤山禅院です。

881年に創建されました。

お寺なのですが、神社のように鳥居もあります。

陰陽師も関係するようなところです。

仏教にも使うような数珠があったり、本殿に祀られているのは、陰陽師道の神様である赤山大明神・中国では、泰山府君 (たいざんふくん)と呼ばれ敬われています。

屋根の上に神猿がいます。

神猿が、手に持っているのは、神楽鈴(かぐらすず)です。

右手に持っているのは、御幣(ごへい)です。

神楽鈴は、邪気を払い、御幣は神が降りてくるときの依代(よりしろ)です。

神猿は、見張り番なので(そんなに強くないので)、異変がおきたら(魔物が来たら)神楽鈴をならし、御幣を掲げ神に来てもらうのです。

そうすると、神が降りてきて魔物を払うのです。

確かに、十二支の中で、道具を持てるのは猿くらいです。

「皇城表鬼門」という札が掲げられていますが、「皇城」というのは、いわゆる「天皇の御所」

鬼が入ってくるのを、ここで侵入を防ぎます。

鬼は、十二支で言うと「艮(うしとら)」の方角になります。

鬼の絵は、「牛」の角と「とら」のパンツが合わさってできています。
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幸神社(さいのかみやしろ)

京都市上京区にある、幸神社(さいのかみやしろ)平城京に遷都した後、桓武天皇が創建したと言われています。

幸神社の主祭神は猿田彦大神(サルタヒコノオオカミ)です。

「幸神社」と書かれている隣に、天皇家のシンボルである菊の御紋があり、御所に通じるところです。

神猿は、境内の奥にあります。

ここの神猿は、位の高いものがかぶる烏帽子(えぼし)をつけています。

天皇家の近くにいるので、正装しているのです。

神猿の向いている方向は、鬼門の方向になります。

日吉大社、赤山禅院と、幸神社の猿、そして御所にも猿がいます。

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ここの猿は、何かあったら連絡を取り合います。

御所

京都御所の北東の角に、神猿がいます。

その名も、猿ケ辻

塀の角をとっているのは、鬼門を封じるためです。

そこの屋根をよく見ると、神猿がいます。

十二支の意味について、こちらもご参考に

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まとめ

鬼は、どちらも暴れたら怖いですが、牛と虎から出来ているとは知りませんでした。

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