写真を見ているかのようなリアルな与勇輝さんの作品ですが、その世界観に引き込まれて欲しくなってしまうかと思います。
そこで、与勇輝さんの人形が販売されているのか、自分で作ることは出来るのか、そんなことをまとめました。
与勇輝の人形の販売や価格は?
布地で作られた人形ですが、神奈川県にある骨董品や美術品を扱っている、株式会社我楽洞ところで「工芸品」として扱いがありますが、高額で取引をされていますが、詳しい値段はわかりませんでした。
1体の制作に、かなり時間を要するようで、そのリアルさに彫刻家の大家から「これは彫刻だ!」と言わしめたとか。
おそらく、通販で簡単に買えるものではなさそうです。
あの「北の国から」の倉本聡氏が原作の「ニングルストーリー」の主人公チュチュを人形にしたフィギュアが、北海道小樽の海鳴楼というオルゴール館で売られていたそうですが、現在は、制作されていません。
与勇輝さんのニングルとスノーグース pic.twitter.com/hpxIqaKgzz
— ?アトリエばるかろーれ? (@barcarolle6) May 22, 2015
この「ニングル」は、ネットで時々ヤフオクなどに出品されていますが、高いと数万円で取引されています。
新潟三越で、2019年9月4日~9月16日まで開かれていた与勇輝さんの個展では、以下のグッズが販売されていました。
・図録 2200円
・2020年(令和2年)カレンダー 1620円
・榮太樓總本鋪 ピーセン 864円
・マチ付ポーチ 972円
・巾着 756円
・マグネット 各540円 他
パリで「The World of YUKI ATAE」を開催した時のもの。
「EXPOSITION Atae Yuki 2006」(与勇輝 彩鳳堂画廊)は、アマゾン未登録の本です。
DMにてご連絡ください。#かみふくおか作業所 https://t.co/cnH3aOIM5y#古本#UNISBN pic.twitter.com/bvntPBLQRb— かみふくおか作業所 (@2009Kamisaku) May 3, 2019
与勇輝の人形教室やカレンダーある?
与勇輝さんは現在、指導という立場にはありませんが、かつては教室があり、現在は、お弟子さんが人形作りを教えています。
ただし、簡単に作れるものではないようです。
・最初に粘土で顔の型を作ります。
・その型に、紙で土台を作ります。
・紙の土台に、布地をかぶせて人形を作ります。
2歳の女の子を作るのに、ほぼ1年?
JR恵比寿駅上にある
よみうりカルチャー
電話番号:03-3473-5005
カレンダーは、コチラで購入できます。
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与勇輝の結婚や経歴も!
本名:与 勇輝(あたえ ゆうき)
生年月日:1937年(昭和12年)9月17日
出身地:神奈川県川崎市ですが、両親は奄美群与路島の出身です。
1963年、日本デザインスクール卒業
1965年、マネキン会社で働く傍ら人形の創作を始めます。
1968年、人形作家の曽山武彦と出会い、マネキン製作の技法を取り入れた独自の手法をあみだします。
1970年、NHKの人形劇で活躍された川本喜八郎氏、辻村寿三郎などの人形作家グループによる「第3回グループ・グラッブ展」参加
1971年、人形絵本「シンデレラ」、「ピノキオ」の人形制作を担当します。
1991年、パリ装飾芸術美術館「世界の人形・今昔展」へ、招待出品。
1993年、山梨県河口湖町立河口湖ミューズ館「与勇輝館」が開館します。
1994年、「フォトストーリー ニングル」を倉本聰と出版。
1998年、NHK朝ドラ「天うらら」で人形制作の指導にあたります。
1999年、東映映画「鉄道員」のために、人形「雪子」を制作。
その後、ニューヨークやパリ、サンパウロなどで「The World of YUKI ATAE」を開催。
2006年、パリ・バカラ美術館「EXPOSITION ATAE YUKI」で個展を開催。
「パリ・バカラ美術館開催記念展 与勇輝 人形芸術の世界」を国内23会場で開催。
ところで気になるのが、結婚されているかどうかですが、プライベートなことで見つかるのは、与勇輝さんの育ったご家族についてくらいなので、独身なのではと思います。
与勇輝さん自身は、7人兄弟で、下から2番目です。
お父さんは、竹かごを作ったり、家の中のものは、すべて手作りをするような人でした。
お母さんも、針仕事を得意としていたことから、与勇輝さんは、見様見真似で、洋服の継ぎあてから、足袋まで作っていました。
まとめ
一度見たら、忘れられない独特な存在感の人形です。
考えたら、管理人も、子供の頃人形を作っていましたっけ。
でも、こんなリアルな人形を作れるなんて、初めて見た時、あまりにリアルで驚きました。
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