朝ドラ「おしん」の主人公の幼い日を彷彿とさせた初子も、少女から大人の女性へと成長をし、竜三亡き後のおしんにとっては理想の良き理解者になります。
おしんには、誰よりも頼れる初子を演じるのは、元キャンディーズの田中好子さんです。
「おしん」に出演当時の年齢や、田中好子さんの旦那さんや子供についてまとめました。
田中好子おしん初子(はっちゃん役)は何歳?
1983年の朝ドラ「おしん」で初子役として出演していたのは、田中好子さんが27歳の時になります。
田中裕子さんより、学年が一つ下になります。
子役から少女役、成人以降と、キャスティングに一貫性が感じられず、戸惑ってしまいます。
ともかく田中裕子おしんから乙羽信子おしんへと代わり、田中好子さん演じる初子が加わることで、主役はあくまでも乙羽信子さんですが、田中好子さんの安定した演技に新しいドラマが始まるような印象になると思われます。
田中好子の夫や子供?
田中好子さんの夫は、親交のあった女優の故夏目雅子さんのお兄さんで実業家の小達一雄氏です。
当時でも地味な予感の日本映画『時代屋の女房』を公開日(初日)に観に行ったら、最前列で #夏目雅子 さんの舞台挨拶を観られたこと…綺麗でした💕
当時は写真撮影OKだったので、バチバチ撮りました😊 pic.twitter.com/PpHXlKQKl2
— Qちゃん (@zosoHajime09) November 30, 2019
1991年5月21日に結婚をしますが、田中好子さんには実子はいません。
しかし、田中好子さんの女優人生では、母親役を演じることが多く、子供役として共演した経験のある俳優は男22人、女25人の合計47人います。
1985年(昭和60年)9月11日、夫の実妹である夏目雅子さんが白血病からの闘病により27歳で亡くなられていますけれど、田中好子さんの実弟も、骨肉腫で亡くしています。
そんなこともあり、縁を感じたのかもしれません。
1992年(平成4年)乳がんが見つかりますが、医師からは「心配ない」と言われ手術はせず、放射線での対処療法をしていました。
ですが、2010年10月、十二指腸潰瘍を患い、その治療にと絶食をしますが、そのことで体力や免疫力が落ち乳がんが再発してしまいます。
2011年2月、肺や肝臓にもがんが転移。
2011年4月21日、国際医療福祉大学三田病院にて55歳でお亡くなりになられています。
田中好子さんの命日から1年後、2012年4月20日にフジテレビ系で「田中好子最後の180日」と題された番組が放送されました。
番組の最後に、田中好子さんの病床の最後の録音したテープが流されましたが、思い出しました。
管理人は、子供の頃、ピンクレディーよりキャンディーズが好きだったので、田中好子さんの最後は、現実を受け留めるのがつらくて、自分の中で閉じていました。
年月も経ち「おしん」を見て、田中好子さんの誠実な人柄がわかるような演技に、あらためて田中好子さんの晩年を見てみましたが、子供の頃の思い出と現実のギャップに、正直、えぐられるようにつらかった。
田中好子お墓は多磨霊園
田中好子さんのお墓は、東京都府中市の多磨霊園にあります。
墓石には「先祖代々碑 小達家」とあります。
田中好子の経歴とプロフィール
1956年4月8日生まれ。
東京都足立区千住出身。
実家は田中屋釣具店(足立区梅島2007年放送の「アド街ック天国」で紹介されたことも)
流れ豊かな荒川に架かる千住新橋の下には、キャンディーズ♡田中 好子さんのご実家「田中屋釣具店」があり、今も営業されています。
中高生の頃は前を通るたび、スーちゃん居るかな?と中を覗いていました^^💕 pic.twitter.com/EInOZRBmei— ゆきちゃん (@marinamiries) May 24, 2016
東京成徳高校を経て、東京成徳短期大学卒業します。
1972年3月(昭和47年)東京音楽学院在学中に藤村美樹、伊藤蘭と共にNHK歌謡グランプリのマスコットガールに選ばれます。
1973年、三人グループの「キャンディーズ」が結成され、「あなたに夢中」でレコードデビュー。
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1978年4月4日、「キャンディーズ」は「普通の女の子に戻りたい」と解散します。
一時、芸能界を引退しますが、そのころから、田中好子さんの6歳年下の弟が入退院を繰り返すようになります。
病名は骨肉腫で、弟さんは、田中好子さんのテレビでの活躍を期待していたそうです。
悩んだ田中好子さんは、萩本欽一さんに相談をして1980年復帰に至りますが、弟さんは、亡くなってしまいます。
もしかして、このドラマで夏目雅子さんとの共演で、後に夫となる夏目雅子さんのお兄さんの小達一雄氏と出会ったのかもしれませんね。
【12月11日といえば!】
『虹子の冒険』〔テレビ朝日〕
放送開始(1980〈昭和55〉年)記念日!!😘#夏目雅子 #田中好子 #青島幸男 #本間優二 #吉行和子 #渡辺美佐子 #加藤治子 #江波杏子 #小松政夫 #夏純子 #谷啓 #由利徹 #つのだじろう #山下毅雄 #久世光彦 #都倉俊一 @retoro_mode pic.twitter.com/7WZ65NyunP— しがない三四郎 (@shinya_bokudake) December 10, 2019
夏目雅子さんは1957年生まれなので、スーちゃんの方が1つ年上です。
1989年(平成元年)「黒い雨」で原爆症を患う主役を演じ、日本アカデミー賞・キネマ旬報賞・毎日映画コンクール・ブルーリボン賞・報知映画賞などで主演女優賞を受賞。 日本アカデミー賞は「黒い雨」が大賞を受賞し、第42回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上演されました。
今まで沢山の映画を見てきたけれど、「黒い雨」の風呂場での田中好子さんの場面ほど強烈な印象を残す場面はないかもしれない。美しくて恐ろしくて、とても悲しい。 pic.twitter.com/uPkocyeyXA
— iano (@ianoianoianoo) August 6, 2015
竜三の父の北村和夫さんも出演しています。
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「もし、私に何かあったら、まるちゃん本を書いてね」と、その想いを託された田中好子さんのマネージャーにより綴られた本です。
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まとめ
おしんを常にサポートして、仕事でも家の中のことも、田倉家にはなくてはならない存在の初子です。
おしんは、誰よりも初子の将来の幸せを考えていますが、幼い時から、おしんの元にいる初子は、どういう決断を下すのか見どころの一つです。
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