2020年4月9日(木)
はね駒キャスト
斉藤由貴、樹木希林、渡辺謙、小林稔侍、柳沢慎吾、ガッツ石松、山内明、丹阿弥谷津子、沢田研二
はね駒 あらすじ ネタバレ
源造が寝ずに、からくり人形を直しているのに、りんは気づきます。
りん(斉藤由貴)の叔父彌七(ガッツ石松)が、小野寺源造(渡辺謙)とともに仙台に帰る日が来ました。
源造は、橘家の人たちに挨拶をすると、りんは「もう来なくて良いぞい!この大飯食らい」と心の中でつぶやきますが、源造に「来年の正月、おりんちゃんはいないんだね」と言われ、はっとします。
本当に自分は結婚しなければならないのか。心が重くなるりんです。
そんななか、松浪毅(沢田研二)から、仙台の女学校が生徒を募集しているという話を聞きます。
参考:Yahoo!テレビ
感想
からくり人形を直す源造
寝静まった夜、源造は、一人からくり人形を直すことに集中しています。
同じ男性でも、ちゃらちゃらとした兄の嘉助や、新之助とは違ったタイプの源造に、りんは興味を持ったのかな。
何気に源造は「おりんちゃんは、嫁に行くんだ」と言いますが、本音は、行って欲しくないと言いたいのでしょう。
りんは、源造の気持ちをわかっているのか、つっけんどんな態度ですが、翌日、源造が直したからくり人形が動くと、りんは、大喜びです。
これは、源造の株が上がった!
と思ったら、人形は、すぐに動かなくなってしまいますが、りんはあからさまにつまらなさそうな顔をして、源造に対して冷たいですね~
でも嫌よイヤよも好きのうちだと思います。
彌七と源造が帰ることになりますが、源造は、真正面からりんに「また人形を直しに来るからね。来年の正月、おりんちゃんはいないんだね」と諦め半分ですが、どこかで期待をしているのかも。
あーあ、管理人だったら、素直に喜んじゃうのにもったいないなー
松浪先生から女学校の話しを聞く
松浪先生は、仙台の東北女学校の募集をする予定だが、ヤソの女学校だというだけで、顔をそむける人が多いと言います。
りんは、女学校ではどんなことが学べるのか松浪先生に聞きます。
「大勢の人と会って、たくさんの話を聞いて、たくさんの本を読んで、自分の知らなかった世界を知る。そういう勉強をするんです」
と、ジュリーったら、真面目な話でも、さわやかに話すんだから☆
「知ることで、もっと心豊かな充実した人生を送ることができる」
そんな風に話をしてくれる人なんて、いなかったのでしょうね。
しかも「政治や経済のことだって、男だけのものじゃない!女も知ることで、文化が進む。自分で考えて行動する。そういう女性になるために勉強をするんです」
おぉ!
言葉としてあらためて聞くと、なんと素晴らしいと影響されそうな管理人。
りんは、自分の知らない世界があることに気づかされますが、決められた結婚があるので、叶うことはないと、やけっぱちになったのか、河原で石を投げつています。
切ないですねーー
りんの気持ちを変えさせるには、あと一歩が必要なのかな。
松浪先生をす巻きにする計画
すると、男たちが松浪先生をす巻きにする計画をしている話が聞こえてきます。
そうでなくとも、ヤソなんてと毛嫌いをされているのに、松浪先生のようなイケメンだとなおさら目立ち、嫉妬の対象になるのでしょうが、す巻きとなると、嫉妬どころの話ではありません。
りんは、松浪先生のところへ駆け足でかけつけて、気をつけるようにと忠告しますが、松浪先生は、いたって穏やです。
本当に信仰心が篤いと、松浪先生のような心持になるのかもしれませんね。
見張り番をするりん
何を思ったのか、りんはおっかない顔をして、集会場の前で見張り番をしています。
すると男たちが現れますが、サッとりんが松浪先生の前に立ちふさがり、松浪先生は、凄みを利かせると、男たちは、おとなしく退散してしまいましたが、口ほどにもない奴らでした。
翌朝、別な二人組の男が橘家にやって来ますが、嘉助の友達です。
と言っても、ガラの悪そうな友達に、りんは「兄ちゃんなら昨日、横浜へ帰った」とつっけんどんに言うと、男たちは、金だけ先にとっておいてと怒っています。
悪いのは、嘉助の方でした。
りんは、嘉助の尻ぬぐいばかりですね。
明治24年の正月の話しでしたが、そう言えば、嘉助のお土産でかき消されてしまったのか、お年玉は、嫁入り前になり、もらうことはなかったのかな。
コメント