2020年4月29日(水)
はね駒キャスト
斉藤由貴、美保純、高橋ひとみ、二谷友里恵、吉宮君子、菅原あき、中村美代子、辻伊万里、白川由美
はね駒 あらすじ ネタバレ
明治24年(1891)4月、仙台の東北女学校入学式前日、次々と寄宿舎に新入生が荷物を運び込んでいます。
橘りん(斉藤由貴)は、給費生として入学することになりました。
寄宿舎は相部屋で、上級生下級生あわせて1部屋あたり4~5人が入ります。
りんの部屋は、全生徒の憧れのまとで、秀才の本科4年の二宮しづ(高橋ひとみ)と抜群の語学力を持つ里見なつ、それと水野節子の4人です。
りんの荷物だけが、運び入れられていますが、なぜだかりんの姿はありません。
夜になり、りんは一人、荷物を背負い女学校へやって来ましたが、誰も出てきません。
困っていると、草刈のかごにつまずき、草刈のカマを手に持つと、女学生が現れ、怪しい人に間違われ騒ぎとなります。
聞きつけた舎監の田島ぎんが、なぎなたを持って女学生を引き連れ、りんの前に現れます。
りんは驚いて、自分のことを説明していると、そこへ高木みどりが現れ、田島ぎんにりんの素性を話し、なんとかことなきを得ることができます。
応接室で、田島ぎんから女学校での話を聞いていると、上級性の二宮しづが入って来てます。
相部屋へ行くと、同室の里見なつと水野節子が自己紹介をします。
寝る支度をしますが、りんは何も食べていなかったので、お腹がなってしまいます。
参考:Yahoo!テレビ
高橋ひとみ
高橋ひとみさんは、「はね駒」の前年1985年に放送された「スケバン刑事」で、斉藤由貴さんの敵を演じていました。(気のせいかもしれないけれど、スケバン刑事の時の方が、斉藤由貴ちゃんかわいい)
今週のアウトデラックスに斉藤由貴が出演するけど、アウト軍団の中に高橋ひとみさんいるよね。
高橋ひとみさんはかって初代スケバン刑事麻宮サキの最強の敵、海槌麗巳を演じたんだよね。
主人公を道連れに自爆して果てた最終回。まさかサキが死ぬとは思わなかったな。#斉藤由貴#スケバン刑事 pic.twitter.com/H8kjMBWlBi— ぐっち (@gutti045) August 28, 2017
今回は、女学校であこがれの存在の役となり、斉藤由貴ちゃんとは、仲良くやろうねと話をしたそうです☆
あこがれの先輩とのことですが、二宮しづは、ちょっと波乱な人生を歩むことになりますけれど、明治のころなら、学校に一人くらいはいたのかな?そんな役柄です。
ちなみに高橋ひとみさんが「はね駒」に出演されていた時は、25歳!
ドラマでは18歳から21歳までを演じます。
おまけ
「はね駒」とまったく関係もなくないか。
田中裕子さんの1984年のCM、ブルゾンみたい。
「おしん」のイメージを払拭したかったのかな?すごい破壊力!
『純愛ノススメ』田中裕子
裕子ちゃん『夜のヒットスタジオ』出演#田中裕子#純愛ノススメ pic.twitter.com/hNDDiSKf4X? はっちょい (@Haccyoi) April 21, 2020
感想
水野節子を心配する乳母
寄宿舎生活をすることになったお嬢さまの水野節子から、片時も離れなかった乳母は、いやでも離れることになり、その身を案じますが、水野節子は「仙台には篠原さんがいるし」
とは、あの「おしん」で庄治兄ちゃんを演じた吉岡祐一さんのことですね!
不審者と間違われるおりんちゃん
おりんちゃんの荷物だけが、先に寄宿舎に届いて、どうしたのかと思ったら、汽車が6時間も遅れたなんて、ほんと運がないですね。
しかも大きな荷物を背負って、真っ暗な道をひたすら走り、やっと女学校へたどり着いたと思ったら、不審者と間違われるなんて踏んだり蹴ったり!
舎監の田島ぎんは、なぎなたを持って「なんで、あんなところからのぞいたのか、わけを言いなさい!」と、怖い、、、
田島ぎんを演じる白川由美さんの威厳のあること。
おりんちゃん、タジタジですが、すぐに身の潔白を晴らすべく「私は、何にも怪しいものではありません!この女学校の生徒です!」と堂々と言いますが、悲しいことに信じてもらえません。
そこへ、高木みどりが現れます。
おりんちゃんは運がないけれど、誰かしら助けてくれるから、全然運がないとも言えないです。
高木みどりが、おりんちゃんに「早くイントロジュスして」と言いますが、まごまごしているので、代わりに「本科1年に入学した橘りんです」と紹介。
そなのに、おりんちゃん「そうしたら、私は誰だべ?」って、どんくさい!
舎監の田島ぎんに、学校の規則について説明を受けますが、いかにも厳しそうで。
高木みどりは、そんな田島ぎんの口癖を、おちょくって「あなたがた自身のためなのです」と調子をそろえて笑っちゃいます。
先輩の二宮しづが入って来て「何でもわからないことがあったら、私に聞いてくださいね。橘さん、お部屋に参りましょ」と、いかにもお姉さまな感じ。
柳行李を開けると、出てきたのは地球儀ですが、おりんちゃんにとって、お守りのようなものなのかもしれませんね。
グーグルマップと違って重いけれど、エコではあります。
同室の、二宮しづにしても、里見なつ、水野節子と、みんなお嬢さまなんでしょう。
おりんちゃんは、3人の布団を見て、自分の布団がやぼったいことに気づきますが「眠っちまえば、みんな同じだ!」
この心意気が、良いです!
布団のことはともかく里見なつから「お食事は、食堂でいただくのよ。遅れると、田島先生にお目玉だから、朝寝坊はだめよ」と言われると、お腹がなってしまいます。
お腹がすいていることは、ごまかせませんでした。
落ち着く間もなく、一人、食堂でご飯を食べていると、まかないのイネに「こんないい娘手放して、お母さんは、寂しいだべな」
子供は親のことを考えず、勝手に行動するけれど、他人に言われて初めてわかること。
ちょっぴり涙で、しょっぱいご飯になりました。
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