2020年5月16日(土)
はね駒キャスト
斉藤由貴、樹木希林、美保純、二谷友里恵、沢田研二
はね駒 あらすじ ネタバレ
りんは「母ちゃんがここに来たら、きっと叱るだろうけれど、それでもいる」と言います。
松浪先生は「帰りなさい」
りんは「親よりも、先生が大事。先生、目をつぶってください。ここには誰もいません」
やえは立ち去ります。
朝になり、りんが目を覚ますと、松浪先生が、縁側で庭の方を向いて立っています。
松浪先生は、りんに夕べのお礼を言うと「今年限りで、学校をやめる」と打ち明けます。
りんは、うわさなど誰も信じないと説得しますが、松浪先生は「他人から見れば、自分など、そんな人間にすぎない。イギリスのエジンバラという町の大学で、宗教上の恩師が教鞭をとっておられ、以前から、もう一度教義の勉強をしないかとお誘いを受けていた」
前置きレビュー
はね駒 沢田研二最後?
今回が、ジュリーの最終回なの?と思ってしまいますが、終盤(全話156話)148話から150話まで出てきます。
おまけ
「モーニングコーヒー沸くまで待つ間に、少し後悔、懺悔の時間~♪」
「おまえにチェックイン」は、今になって聞くと、キリスト教の香りのする歌ですね。
感想
先生~
松浪先生は、女学生であるおりんちゃんに、二人きりなってはいけないと「帰りなさい」と促しますが、おりんちゃんは「心配だから」と頑なに帰ろうとしません。
おりんちゃんは、弘次郎に良く似ています。
おりんちゃんは、先生に「目をつむってください」と頼みます。
そこまでしても、松浪先生のそばにいたいのは良く分かります。
先生は、カッと目を見開いて、おりんちゃんを見ます!
先生は起き上がりますが、おりんちゃんは驚いて近づくと、先生はおりんちゃんの腕を力強く握って、ジッとおりんちゃんを見るじゃないですか!
先生も、おりんちゃんのことが好きなのでしょう。
でも立場を考え、それ以上、手を出そうとしませんが、そのことをわからせたかったのかもしれません。
先生の出来る範囲の誠意だと思う。
それにしても、ジュリーの視線!!!ひゃ~よろめく、、、
「いない人間が手を出しちゃダメじゃないか」
大人~
やえさんは、静かに帰ろうとしますが「自分一人で大きくなったみたいに偉そうに」と涙をします。
おりんちゃんが間違いを犯すことはない、自分の育て方に間違いはなかったと、安心して涙したのかもしれません。
おりんちゃんの叶わぬ想いに、母として涙したのかもしれない。
おはよう
心配だとは言え、一晩を松浪先生と共に過ごせて、おりんちゃん良かったね。
松浪先生は、元気になったのか、窓の方にいました。
おりんちゃんに「おはよう」と声をかけます。
キャーージュリーに「おはよう」と言われたいww
松浪先生は、おりんちゃんがずっとついていたことに「夕べは塀の中に誰もいなくて、よく眠れたよ」
こういうことを言える人が、モテるのですよ。
「知らないうちに、すっかり庭が秋になってしまった。いくら忙しくても、庭を見るのも忘れるような、季節の移り変わりに気がつかないような、そんな人間になってはいけないね。気がつかない人間になっていたとは、うぬぼれていたのだね」
しみじみしとていて、良いです。
すると松浪先生は、学校を辞めると告げます!
何も、辞めなくてもいいじゃないかと思いますが、誠実に勤めてきたつもりでも、他人には、そうは見えなかったことにショックを受けたと話します。
「人間として立派であれば、汚い目の方で恥じてくれる。もう一度勉強をし直し、主の身の教えを人に説くにふさわしい人間になるために」
なんだか、ハッとさせられました・・・
おりんちゃんの喪失感
さわやかな松浪先生と対照的に、喪失感で一杯のおりんちゃん。
松浪先生は、これ以上、おりんちゃんのそばにいてはいけないと思ったのかもしれません。
時代が、時代なので「許されない」と思ったのでしょうが、そこを言わないのが大人です。
朝もやの中で、気を利かせたやえさんが、おりんちゃんを迎えに来ますが、おりんちゃんは、松浪先生がイギリスへ行ってしまうことを告げ、これ以上ないくらいの悲壮感で、やえさんに抱き着きます。
松浪先生のことが、本当に好きだったからこそ、若い身にはショックが大きい。
(悲恋を描きたかったのかどうかわからないけれど、おりんちゃんが青臭すぎて、悲恋に見えない。これが山口百恵ちゃんだったら違っていたのかな)
松浪先生は二学期の授業が終え、クリスマスを迎えずに学校を去ります。
雪降る中、一人学校を去る松浪先生。
今日は、余韻に浸っていたいです。
キネマの神様
3月29日に亡くなった志村けんさんが映画初主演を務める予定だった「キネマの神様」の代役をジュリーが務めることになったと報道されましたが、このタイミングって、神がかっている!
コメント
土曜日の放送、寝坊してしまい、見られなくてガッカリしてたところ、こちらのサイトであらすじを読むことができ、とってもありがたかったです!
ありがとうございました!
本当、映画キネマの神様の代役発表、このタイミングで、面白いほどぴったりでしたね!
y m様
コメントありがとうございます。
このタイミングで、キネマの神様とは驚きましたね。
映画、楽しみです。