2020年8月7日(金)
はね駒キャスト
斉藤由貴、樹木希林、渡辺謙、伊藤克信、松熊信義、光石研、矢島健一、斉藤暁、竹本純平、小林稔侍、山内明、千葉拓実
はね駒 あらすじ ネタバレ
裁判所から執行官が小野寺家に来て、差し押さえの札をどんどん家具などに貼り始めます。
源造(渡辺謙)が多額の借金をし返済できなかったためでした。
りん(斉藤由貴)は仕事中の源造に代わり、みんなに頭を下げます。
見かねた弘次郎(小林稔侍)とやえさん(樹木希林)は、りんに自分たちの預金通帳を差し出します。
りんも胸のうちに期するものがあった。
前置きレビュー
いきなり執達吏(執行官)がやって来て、家財道具を差し押さえますが、徳右衛門は、そんなことをされる覚えがないと拒絶します。
債権者安岡大五郎の申し立てに寄り、小野寺源造所有の物品の仮差押えに来たのです。
そこへ帝大法科の学生の花田さんが、債権者の安岡に、債務がどれくらいあるか目録を見せて欲しいと頼みます。
花田さんが話している隙に、おりんちゃんと後藤さんは、花田さんの入知恵で・・・
執達吏と債権者が、ぶ然として帰ると、おりんちゃんは源造の代わりにあやまります。
花田さんは、仮押さえなので、お金を払えば大丈夫だと話します。
源造の会社の従業員の安藤がやって来て、源造は、元気に金策で駆け回っているからと安心させます。
安藤の知らせに、おりんちゃんは、美味しいものでも作ると明るく元気に意気込みます。
弘次郎は、おりんちゃんに万一のためにと通帳を差し出します。
源造が帰ってくると、桐山さんに助けてもらうことになったが、その代わり、この家が担保になると、弘次郎にあやまります。
弘次郎もおりんちゃんも働くからと、源造に話をして励まします。
おりんちゃんは、高木みどりから渡された新聞の広告を取り出し決意します。
下宿人たちの思いやりと、おりんちゃんの今後が見逃せません!
感想
頼もしい徳右衛門
執達吏により、家財道具を差し押さえられてしまいますが、徳右衛門は「わしの命にかけても許さんぞ!」と激怒!
おりんちゃんたちの留守の間に、楯になってくれて頼もしいです。
そこへ花田さんが、高利貸しの安岡に「必要以上の差し押さえを黙って見ているワケにいかない」と交渉します。
さすが帝大法科に行っているだけあり、事情を把握しようと落ち着いていますが、徳右衛門と同じく、目を見張って花田さんを見ちゃいます!
花田さんの戦略
花田さんは、たんに事情を把握しようと安岡達に話しかけていたわけではなく、おりんちゃんたちに、せめて着る物くらいは差し押さえされないように、着こむだけ着こむようにと入れ知恵してくれたのですね!
キャー花田さん、Good Jpb!
おりんちゃんたちが、徳右衛門の前に現れると、どこかの民族衣装かと思うような姿!
ものものしいはずの差し押さえが、一変!
やえさんも、着ぐるみ来ているみたいで笑っちゃいますwww
斉藤由貴ちゃん、本気で笑ってる??
徳右衛門は「自分の持ち物で金を返せるのなら、それで良いではないか」と、器の大きい人です。
花田さんも仮差押えだから、お金さえ払えばそれで良いと、明るく話してくれるので安心です。
そこへ源造の店の安藤が駆け込んできて謝りますが、徳右衛門は商いをやっているなら、こういうこともあるだろうと、責めるどころか励ましてくれ、なんて良い人なんだろう。
おりんちゃんは、源造を心配しますが、安藤は悲壮感がなく明るい表情で、元気でやっていると言ってくれて良かった~
おりんちゃんも、やっと落ち着いたのか「お金なんてなくても、みんなが元気ならなんとかなる!」と明る元気で良いです!
この元気さが、悪いことを吹っ飛ばしてくれそう!
弘くんが、おりんちゃんに「お父さんの服脱ぎなさい!」
子供は、何気に見ています。
やえさんが「ちゃんこ鍋でもつくるかい」この明るさが、橘家の活力ですね。
そこへ、弘次郎が帰ってきますが、ただならぬ気配を感じ、さすが元サムライ!
抜かりがない!
やえさんは、弘次郎が帰って来てくれて安心したのでしょうが、なぜか顔からコケて起き上がれないって、気が抜けたのかな?
良い両親
弘次郎が、いざと言う時のためにと、おりんちゃんに通帳を差し出してくれますが、責めることなく、いいご両親です。
弘次郎にとって、初仕事から帰って来て疲れているだろうに、そんなことなどみじんも感じさせず、人間が出来ています。
浦野さ~ん!
慌てるように、どこかへ行ってしまった浦野さんが帰ってきましたが、なんと自分の描いた絵を売ったお金を、差し出してくれました!
もう号泣、、、、
最初から、好感度が高かったけれど、これまで橘家の人たちに良くしてもらったからこそです。
持つべきは下宿人。
どんな絵だったのかな?
やえさんのほっこりするような肖像画かな?
弘次郎本音漏らす
源造が、帰ってきましたが、すぐには家に上がろうとしませんが、今日一日が、どれほど大変だったのか物語っているようです。
おりんちゃんは、源造が無事に帰って来てくれただけで、うれしいのでしょう。
良い表情です。
結局、桐山さんに助けてもらったと言いますが、最初から桐山さんに頼めば良かったのに、どうして安岡だったのでしょうね?
源造は、その代わり、この家を担保にしたので、自分たちのものでないと話すと、弘次郎は、みんなで働いて返せば良いなんて、徳右衛門だけでなく、弘次郎も本当に良い人。
弘次郎は、いつになく照れた表情で、「私は、この家でおっきな顔をしたい」
うわっ~ふだん欲深なことなど言わない弘次郎が、おねだりしてかわいいw
源造は、失敗して恥をかいたのに、やえさんも「源造さんの人生は、まだまだこれからだ」だなんて、やさしい人です。
潔く、源造は頭を下げてあいさつをしますが、いつか、この日のことが思い出となり、笑い話になったら良いですね。
怒涛の一日が終わって、源造は弘くんと寝ていますが、そんな二人の寝顔を見られることができ、おりんちゃんは安心をして満たされているのじゃないかな?
おりんちゃんの決意
おりんちゃんは、ふとみどりちゃんからもらった記者募集の広告を取り出します。
家に、このままいるワケにいかないと、覚悟が出来たのでしょうね。
一事が万事塞翁が馬です。
引用元:
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