2020年9月14日(月)
はね駒キャスト
斉藤由貴、樹木希林、渡辺謙、小林稔侍、野村昇史、ブレット・コールマン、岡野恵介、岩渕夢菜、地井武男、山内明
はね駒 あらすじ ネタバレ
明治39年(1906)1月、りん(斉藤由貴)はみごもっていました。
「子どもが3人になっても新聞社の仕事は続けるのか?」と、やえさん(樹木希林)に尋ねられるりん。
年老いた祖父の徳右衛門(山内明)にはもう頼れません。
りんは新聞社で、編集長(地井武男)に相談しようとしますが、取材の仕事が入り話すのをやめてしまいます。
一方、弘次郎(小林稔侍)のコーヒー店のオーナーが交代することになり・・・
参考:Yahoo!テレビ
前置きレビュー
明治39年1月
寒い中、徳右衛門は今日もまた、じっと通りをながめていたようです。
いよいよ寂しくなってしまったのでしょうか。
令和では、レジ袋が有料化になり、マイバックなど色々とありますが、おりんちゃんには関係なしです!
やえさんは、おりんちゃんに子供が増えても仕事を続けるのかと聞きます。
モデルとなった磯村春子さんは、40年ほどの短い生涯で8人の子供を産んで、やえさんのモデルである小泉カツさんが育てていました。
長男の英一さんによると、小泉カツさんの方が「おしん」のようだったと語られています。
津村編集長は、記者たちの尽力のおかげで、仕事に復帰しています。
編集長は、東大の教授から東京女子医大の吉岡彌生女史に話をつけたと、おりんちゃんは聞いて喜びます。
おはようございます。今日は4月29日、東京女子医大創立者、吉岡彌生の誕生日です。
明治時代、「医師=男性」という逆風の中、彼女は女医養成機関を設立??
戦後は「共学にすべき」と別の逆風が吹きますが、彼女は「女性の地位向上に必要」と建学信念を貫きます??
つよい??https://t.co/dZXSGIzSMe pic.twitter.com/bBXqnQvYAp
— 麻酔科??まるか?????? (@Masuika_Maruka) April 28, 2020
やえさんは、じいさまはボケでなく、二本松へ帰りたいのではと、弘次郎に相談します。
さすが、賢いやえさんは、じいさまのことを良くわかっていますが、唐突に、二本松へ帰りたいと言われても困ると思うのですが・・・
弘次郎の店のオーナーのジョン・ベーカーはアメリカへ帰るので、日本人の伊丹が新しくオーナーになることになりました。
ところが、この伊丹は、弘次郎に難癖をつけます。
(伊丹が伊勢丹に見える・・・)
おりんちゃんは、すぐ感化されるところがありますが、東京女子医大の先生に取材して感じたことを話します。
やえさんは、すぐに感化されるおりんちゃんに、おりんちゃんの人生があると諭します。
おりんちゃんは、「だいじょうぶよ」と言って、女中を一人雇いましょうと提案します。
今頃になって女中を雇うのかと思いますが、やえさんは、おりんちゃんの提案に大激怒します!!
これこそ、やえさんの言いたかったことではと思うような内容ですが・・・
ジョン・ベーカー(弘次郎の店のオーナー)ブレット・コールマン
もしかして、現役でご活躍?
アメリカではなく新百合ヶ丘で英会話教室もやっている?
感想
じいさまのボケと4人目の妊娠
1月の寒い時期、じいさまは、心まで寒くなってしまったのか、今日も、ばあさまの姿を見たくて、出かけていたのですね。
ほんと、ボケが進みそうです。
おりんちゃんは、美味しそうなねぎを沢山買って来ましたが、4人目の子供を身ごもったのですね。
生と死、誕生と老い、さまざまなものが交差しますが、さすがにおりんちゃん、4人目を身ごもって、このまま仕事を続けるの?
やえさんだけでなく、ボケてきたじいさまのことを考えると、厳しい状況だと思うな。
やえさん、何を始めたのかと思ったら、鏡開きをしていたのですね。
大家族だから、食べられるのかもしれませんが、大きな鏡モチです。
無事だった編集長
とんだことになった編集長ですが、記者たちのおかげで、職場復帰できて良かったです。
おりんちゃんは、これからのことを相談しようとすると、女医学校をつくった吉岡先生との取材ができることになり、また相談ごとは断ってしまいましたね!!!
しかも私事の我がままとか言って、学習能力のない人だ。
新しいコーヒー店のオーナー
やえさんは、じいさまのことを心配して、弘次郎の店に来ました。
じいさまは住み慣れた土地、生まれ故郷に戻りたいのか、息子夫婦に遠慮して、本心を話さないのかもしれませんが、そのせいでボケたとあっては、気の毒なこと。
そこへコーヒー店のオーナーのベーカーさんが来ますが、嘉助がお世話になったというのに、やえさんはお初です。
ベーカーさんが握手を求めると、そんな習慣を知らないやえさん、手を見入っておかしいwww
ベーカーさんがアメリカに帰ることになり、新しく伊丹さんがオーナーになりますが、弘次郎が着物を着ているのは気に入らないのですね。
なんだかイヤな感じです。
弘次郎自慢のコーヒーをアメリカ帰りの伊丹さんに飲んでもらいますが、「渋みが残る」とケチをつけられてしまいました!
うわっ~~~~ショックだろうな。
この人と、これから店を続けるの?
やえさん激怒
おりんちゃんは子供が3人できたとは言え、ここまで仕事をやってきて、途中でやめるのは悔しいと話します。
やえさんは、おりんちゃんのこれまでを見てきているので、女医学校のエライ先生のようなマネなど必要があるのかと話します。
人には、それぞれ進む道が違いますからね。
おりんちゃんは、何もやえさんに押し付けるつもりはない、女中を雇いましょうと言うと、やえさん、急に激怒!
「お金さえ払って、人に頼めば家の中のことがうまくいくと思っているのか!」
「自分の仕事お金にさせて、それで平気でいるような、そんな薄汚れた根性の女子にいつからなった!!!」
脚本もすごいですが、それを倍化させ、魂をぶつけるような樹木希林さんの演技に号泣・・・
「お金で買えるもの、お金で買えないもの。その2つを見極められないで何をする!」
樹木希林さんもスゴイけれど、おそらく本番で、希林さんの演技が爆発したのだと思うけれど、その迫力に斉藤由貴ちゃん演技を忘れているんじゃないだろうか?
管理人だったら泣くだろうな。
「子供を育てるのは、けしてやり直しのきかない大事な仕事なんだよ」
おりんちゃんは、お姑さんではなく実母と同居して恵まれていますが、けして甘々でないところが、このドラマを風通しいの良いものにしていると思う。
ガツンとやられたおりんちゃんに、源造は、淡々と寄り添っています。
黙って昆布を切っているやえさんに、黙って寄り添う弘次郎。
いまだに叱らなければ道理がわからない娘に愛想をつかし黙っているのか、昆布をハサミで切っている音が、怒りに聞こえます。
引用元:
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