2020年10月6日(水)
澪つくしキャスト
沢口靖子、桜田淳子、柴田恭兵、根岸季衣、明石家さんま、高品格、牟田悌三、岩本多代、鷲生功、速川明子、七瀬けい子、加賀まりこ、津川雅彦
澪つくし あらすじ ネタバレ
かをる(沢口靖子)の行儀見習いが始まります。
しつけ係のハマ(根岸季衣)のかをるに対する物言いに、番頭の小畑(高品格)は厳しすぎると口を挟みますが、ハマは一切口を出すな、と譲りません。
ハマの方針で食事も別だが、英一郎(鷲生功)は納得がいきません。
女中のみね(七瀬けい子)も早苗(速川明子)も戸惑いますが、ハマはかをるに律子(桜田淳子)の世話係を言いつけます。
粗末な着物で掃除するかをるを見て、るい(加賀まりこ)は驚きます。
参考:Yahoo!テレビ
前置きレビュー
入兆に引き取られたかをるの生活が始まります。
女中のハマは、かをるを入兆の面々に紹介します。
小畑兵造は、かをるを赤ん坊のころから知っているが、銚子高女を出ている才媛で、るいさんもちゃんとしつけているはずだから、そんなあらたまってしつける必要はないのではと思っています。
ハマは久兵衛の命令なので、全うするために小畑に反論します。
ハマさんは紀州から来たので、銚子の入兆の古株・小畑と意見がかみ合わないのは仕方のないことかもしれません。
食事時になりますが、ハマの意向で、かをるには入兆のことを知って欲しいからと、あえてかをるには一緒に食事をさせません。
かをるは奉公人と一緒に食事をしますが、奉公人と打ち解けようと身の上話をはじめます。
ハマは、奉公人に役割分担を言い渡しますが、かをるには律子お嬢様の世話をさせます!
律子お嬢様の洗濯から身の回りの世話??何をするのでしょうね。
醤油の仕込みは朝早くから始まり、広敷(ひろしき)と呼ばれる板の間には、いつでもご飯が食べられるように準備されています。
そこへかをるが麦飯を取りに気来ると、弥太郎が、かをるの尻を触ります!
今なら立派なセクハラ行為!
このお尻を触るシーンについては、Wikiに詳しく書かれています。
かをるが玄関で拭き掃除をしていると、るいがやって来ます。
女中の扱いを受けている、かをるに驚くと、かをるは明るく交わしますが・・・
正妻さんが往診を受けていますが、病状があまり良くないので、久兵衛は何とかならないかと医師にたずねます。
夜になり、律子が帰ってきますが、かをるの女中の身なりを見て、無言で家の中へ入ってしまいます。
やっと律子と打ち解けたと思ったのに、かをるは不安な気持ちになってしまったでしょうね。
律子お嬢様は、難しい人です。
感想
イヤな感じのハマさん
ハマさんが、かをるをみんなに紹介しますが、番頭の高品が、かをるを赤ちゃんのころから知っているけれど、今さらしつけなど必要ないとかばってくれます。
こういう番頭さんのような人がいると、何かと助かるのですが、ハマさんは番頭の話などどこ吹く風。
それどころか、かをるのことは「”お嬢さん”ではなく”かをるさん”で、お嬢さまは律子さんだけ!」
キツイ人ですねーー
かをるは、明るく気にしていないように振る舞って、健気でかわいいです。
やさしい英一郎
ハマさんは感じ悪いけれど、義理の弟の英一郎は、一緒に食事をしないかをるを思いやって、やさしい子です。
ハマさんの言い分としては、「奉公人をうまく使いこなせないようでは困る」
うむ、わからなくもないけれど、初っ端からですか?
しかもかをるに「早ようみんなのところへ行きなはれ」
イジメっぽくてイヤな言い方です。
かをるは、足をしびれてしまったのですね。
女学校のお作法の時間でも、しびれを切らしていましたが、あらら。
女中たちと食事
かをるは、女中たちと一緒に食事をしますが、女中を両脇に、かわいさが際立って、お姫様に見える。
しかも二人とも女中ということに諦めた様子ですが、そんな二人に、かをるは、自分の母は女中だったと話をはじめ、打ち解けようとエライです。
そこはハマさんがやって来て、「銚子流ではなく、紀州岩佐の本家に伝わるしきたりをしっかり守ります」と、これからの方針を話します。
みねさんは旦那さま、早苗は坊ちゃんの世話、そしてかをるは、律子お嬢さんの世話!!!
何それ???
ハマさん、とってもかをるを下げて見ていると思うな。
それだけではなく、”せんべい布団”をかけて寝ないといけないなんて、似合わないし、かわいそう、、、
労働
昔は、日本だけでなく、世界的に炭水化物メインで、重労働をしていたのだろうな・・・
職人たちが、ご飯をかきこんで食べていると、かをるがお櫃を持って入って来ました。
久兵衛も同じく麦飯を食べると知って感心していると、弥太郎が、かをるのお尻を触ります!
いやらしいとしか言いようがないのですが、マナーも何にもなく、サイテーだね!
ぬかみそ
ハマさんは、かをるに、小皿に残った醤油は、どうしたかと聞きます。
普通は、捨てるでしょう。
するとハマさんは、「人さまが作ったものを捨てるなんて」と、余った醤油は「ぬかみそ」に入れると言います。
確かに、昔は米粒一つぶでも残すと「バチが当たる」と、叱られたものです。
思わず「ぬ・か・み・そ」と口にしたのは、かをるにしてみたら、そんなことで叱られると思わなかったのだと思います。
けなげなかをる
かをるが、玄関で拭き掃除をしていると、千代の世話に、るいさんがやって来ました。
しつけと言ってもお茶やお花ではなく、女中仕事をしているとは、驚いたでしょうが、かをるは「昔の母さんと同じことをしているだけ」と、明るくて健気です。
ハマさんのお古の着物だなんて・・・
おら、やだ~~~と思っていたら、今にも泣きそうなかをるは自分に「が・ん・ば・れ」
そうだよねーーー自分を奮い立たせるしかないです。
うれしそうな久兵衛
診察をしてもらっている千代さん、肩を出して、色っぽいのですが!
久兵衛が、医師の診断に「それは良かった」と、うれしそうですが、男の勝手とは言え、るいさんは、なんとも思わないのだろうか?
貞淑な妻ならぬ、貞淑なお妾さん・・・
冷たそうな律子
律子が帰ってくると、英一郎とかをるが、お出迎えですが、律子は、かをるの女中姿に目をやると、無言で、家の中へ入ってしまいます。
弟の英一郎は、気さくで良い人なのに、どうしてこうも違うのだろう。
かをるだって、好きでハマさんのお古なんぞ着ているわけじゃないのに、律子、冷たいぞー!
洗練された雰囲気を醸す桜田淳子さん、伊達に芸歴が長いわけじゃないね。
引用元:
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