2020年10月13日(火)
澪つくしキャスト
沢口靖子、桜田淳子、根岸季衣、牟田悌三、岩本多代、鷲生功、寺泉憲、村田雄浩、三ッ矢歌子、加賀まりこ、津川雅彦
澪つくし あらすじ ネタバレ
るいさん(加賀まりこ)とハマさん(根岸季衣)の衝突の結果、るいさんは千代(岩本多代)の通いの世話をやめ、ハマさんも母屋の仕事に専念することを命じらます。
かをる(沢口靖子)は律子(桜田淳子)の使いで職人の広間に新聞を届けます。
その新聞をきっかけに小浜(村田雄浩)ら職人に近づき話しかける水橋(寺泉哲章)。
そんな中、久兵衛(津川雅彦)の指示のもと、久兵衛の妹のぎん(三ツ矢歌子)が律子の見合い話を進めますが、律子は興味を示そうとしません。
参考:Yahoo!テレビ
前置きレビュー
るいさんとハマさんの衝突がきっかけとなり、るいさんは正妻の千代さんの看病を辞退し、翌日から入兆へ来なくなってしまいます。
ハマは、今回のことについて久兵衛に謝り、千代の世話をすると申し出ますが、久兵衛は喧嘩両成敗だと許しませんでした。
ハマは、自分は一生懸命尽くしているのに、もめごとがおきるのではやっていけないから入兆を辞めると言いますが、久兵衛は、ハマの仕事ぶりを理解し諭します。
かをるが、女中たちと食事をしていると律子に呼ばれます。
律子は「労働者のため」と言って、かをるに新聞を広敷に置いて来るように頼みます。
もちろん律子の恋人水橋のためなのがわかります。
その日の午後、久兵衛の妹の名取ぎんが、律子のお見合いのことでやって来ました。
久兵衛が律子に言ったところで言うことを聞かないだろうから、妹のぎんに説得させようとしますが、律子には、サラサラそんな気などありません。
小浜が新聞に気づくと、水橋が「若槻内閣がつぶれた」と政治について話しだしますが、職人たちに「仕事は半人前のくせして口数が多い」とケチをつけられます。
律子とかをる、英一郎の3人でトランプを楽しくしていると、英一郎が、さすが姉妹で似ているとこがあると話しますが、性格は反対だと言うと、律子は、自分は恋愛向きで、かをるはお見合い向き。
すると英一郎は、かをる姉さんだって恋愛していると漏らしてしまいます。
かをるはムッとしますが、英一郎は好青年なので意地悪っぽくありません。
水橋は、小浜の素性を聞いて、本を読むようにと藤森成吉の「何が彼女をそうさせたか」を渡します。
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水橋は、少しでも多く仲間を増やしたいのでしょう。
かをるは英一郎に、恋愛しているなど、どうして言ったのかと聞くと、英一郎は、今度吉武くんの家に行くので、どんな人なのか楽しみだと返します。
かをるは、惣吉とは一緒になれないと諦めていますが、律子も水橋と一緒になれるなど思えません。
同じような境遇で、必ずしも恋が成就することがないと、かをるは気づくのです。
三ツ矢歌子さん
懐かしの三ツ矢歌子さん、この時、48歳なんですね。
三ツ矢さんが出演するドラマは、2ケタは視聴率が取れるからと、昼ドラの女王と言われたのだそうです。
三ツ矢サイダーのCMに出演されたこともあるそうですが、若い頃の画像など、あまり出てきません。
2004年3月24日に、67歳で間質性肺炎のため都内の病院でお亡くなりになられています。
感想
けんか両成敗
ハマさんときたら、るいさんが奥さまの世話から手を引いて、してやったりなのでしょうね。
久兵衛に、「私が至りませんばっかりに、るいさんに誤解を受け、お恥ずかしいことです」と謝りますが、いけしゃあしゃあとまぁ、内心はほくそ笑んでるくせに!
ハマさんは、自分が奥さまの世話をすると言いますが、久兵衛はけんか両成敗だと、他の女中にやらせるつもりです。
さすが!久兵衛は、出来た大人です。
まるで御代官さまのようですが、津川雅彦さんて、あまり時代劇に出ていた印象がない。
奥さまも、慣れない土地に来て、慣れるのに時間がかかるでしょうと、思い遣りのある人です。
それなのにハマさんは、紀州に帰ると言い出しますが、久兵衛が、「別れた亭主のところに戻るのか?」
ハマさん、バツいちだったのですね!!!
久兵衛も、ハマさんの身の上を良く分かった上での判断だと感心していたら、「ハマは欲求不満だ」と言って、いやらしく笑っています!
別れた旦那さんって、どんな人なんだろう??
想像してしまうかをる
律子に呼ばれたかをるですが、何かと思ったら、新聞を広敷へ置いて来るようにと頼まれごとです。
それくらい自分で行けば良いのに、そこは入兆のお嬢様。
雑用などしないのです。
かをるは、すぐに水橋のことだと勘づきますが、水橋への情報だけでなく、もしかすると、今夜、また会うための暗号かもと、想像してしまっても不思議ではありません。
また眠れなくなってしまいそうwww
水橋は、醤油の仕事をしていますが、いかにも肉体労働が出来なさそうですが、律子には、そんなことはどうでも良いのでしょうね。
久兵衛の妹
久兵衛の妹の名取ぎんが、律子のお見合いについて話しに来ました。
三ツ矢歌子さんの貫禄を見ると、加賀まりこさんがかわいく思える。。
ぎんは、何としてでもお見合いをさせたいのだろうが、律子には、耳が痛いだろうな。
水橋の主張
政治に関心のない職人に、水橋は「真剣に国民の生活を考える政治家を選べば、世の中は変わるんです」と力説しますが、今の話しかと思った。
経営者は自分たちの労働によるお金をピンハネしていると、水橋は話し始めますが、無学な職人たちには、水橋の言っていることはバカにしているようにしか聞こえません。
挙句の果てには、「仕事は半人前のくせに、口数が多い!」
図星で笑っちゃいます!
かをる怒る!
異母兄弟と言っても、3人で楽しくトランプで遊んで、いい感じです。
英一郎は、かをると律子は、やっぱり似ていると話しますが、英一郎は、かをるをお姉さんとして好きで、律子と似ていることがうれしいのでしょうね。
でも性格は正反対と、ちゃんとわかっています。
正妻の娘の自分は恋愛向きで、お囲いさんの娘はお見合い向きと言いたいのか、冷静に考えると皮肉な話しです。
すると英一郎は、「かをる姉さんだって恋愛している」と、つい言いたくなってしまったのですね。
すると、律子の前で言われて恥ずかしいのか、かをるはムッとして怒ります!
律子は、そんなかをるを「まんざらでもないのね」とでも言いたげ・・・
勧誘
水橋は、小浜の身の上を聞くと、本を差し出します。
小浜は、入兆以外のことは何も知らなさそうですが、他の世界を知りたいのか、水橋の話しに耳を傾けます。
「おしん」では、結局庄治にとって明るい未来が待っていたけれど、小浜には水橋との出会いは、良い出会いになるのかどうか複雑。
自由恋愛
英一郎が、今度、吉武の家に遊びに行くから、惣吉がどんな人なのか楽しみだと無邪気です。
かをるは、一瞬ときめいたようですが、どうせ惣吉とは一緒になることはないと諦めていますが、律子も水橋と一緒になることなど、あり得ないだろうと、かをるは思っています。
生まれた家によっては、自由恋愛など夢のようなことだったのでしょうね。
かをるは諦め、律子は諦める気配などありませんが、どうなることやら。
引用元:
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