2020年10月14日(水)
澪つくしキャスト
沢口靖子、桜田淳子、柴田恭兵、根岸季衣、明石家さんま、牟田悌三、寺田農、岩本多代、鷲生功、寺泉憲、鷲尾真知子、加賀まりこ、津川雅彦
澪つくし あらすじ ネタバレ
千代(岩本多代)の世話は、ツエさん(鷲尾真知子)が通いですることになりました。
かをる(沢口靖子)は雑巾の縫い方が雑だとハマさん(根岸季衣)に小言を言われ、縫い直し終えて、部屋から外を見ると、夜の闇の中抱き合う律子(桜田淳子)と水橋(寺泉哲章)を見てしまいます。
翌朝、かをるは朝食の場で水橋が職人たちから昨夜どこへ行ってたかと問い詰められているのに遭遇し、どうなるかと気にしていると、久兵衛(津川雅彦)に呼び出され・・・
参考:Yahoo!テレビ
前置きレビュー
千代の世話は、通い女中としてツエさんがすることになりました。
ツエさんが、かをるの部屋へあいさつに行くと、みすぼらしい部屋に驚きますが、かをるは、まったく気にしていません。
入兆に清次がやって来て、樽の注文が減ったと話すと、久兵衛は日本中の景気が良くないと言い聞かせます。
ハマさんが、かをるの縫ったぞうきんを確認しながら「女学校で運針(うんしん)は習ったのか?」と聞きます。
かをるの縫ったぞうきんに納得のいかないハマさんは、明日の朝までに20枚縫えと指示!
テレビも音楽もないみすぼらしい部屋で、ひたすら20枚のぞうきんを縫わないといけません。
水橋は、小浜に本の感想を聞いて、貧乏人と金持ちは、同じ太陽の光に当たっているのにと話を始めます。
妊婦が室の中で熱さで倒れてしまうと、水橋は、小浜に「これが労働者の実態だ」と、さらに近づこうとします。
かをるがぞうきんを縫っていると足音が聞こえます。
外を見ると、律子と水橋の密会ですが、もちろん、こんなことは誰にも話せません。
水橋は、何食わぬ顔で、みんなと朝食を食べていますが、夜中にどこへ行ったのかと聞かれます。
さらに神山から、マルクスかぶれだとつっこまれ、怪しまれます。
かをるは、律子との関係も知っているので、ハラハラしているでしょうね。
かをるが台所仕事をしていると、久兵衛の部屋へ呼ばれます。
何があるのだろうと不安に思って部屋へ行くと、リッツパーティーではなく、かをるの5月10日、17歳の誕生日のお祝いでした!
しかも、女中修行は終わりと久兵衛に告げられ、意外とあっけなく終わりました。
明日からは、入兆の正式な娘として花嫁修業です。
言うまでもないけれど、ぞうきんを20枚縫うことは、もうないでしょう。
感想
通い女中のツエさん
けんか両成敗で、るいさんの代わりにツエさんが、通い女中として奥さまの世話をすることになりましたが、ツエさんなら、風通しが良いでしょうね!
かをるの部屋にあいさつに来たツエさんは、かをるのみすぼらしい部屋を見て驚きますが、かをるは、どこ吹く風で、「ダメよ!こんなところで油売ってちゃ!」
かわいい☆
これなら、貧乏神を寄せつけません!
米つきバッタ
叔父の清次が入兆に現れますが、米つきバッタよろしくペコペコしています。
るいさんが揉めごとをおこし奥さまの世話を辞めてしまったことで、恐縮しているのですね。
清次は、入兆から樽の注文が減ったことで訪ねてきたのですが、不景気で新しい樽の醤油が売れないのです。
困ったもんだ。
久兵衛は、「そのうちいいことあるわい!」と明るく言いますが、空元気って感じです。
ぞうきん
ハマさんが、かをるの縫ったぞうきんの検品をしていますが、「人柄が出る」と険しい顔です。
きっとハマさんの縫ったぞうきんは、一ミリの狂いもないのでしょうね。
あ~イヤミだ。。
と思ったら、明日の朝までに20枚縫えと?
何~~~~???
かをる負けるな!
と思っていたら、かをるは女学校時代、バレーボールをやってつき指が多く、裁縫が苦手だった!
良妻賢母を育てるための学校だったはずだが、かをるは、おてんばだったと言いたいのか?
勧誘
水橋は小浜に、本の感想を聞き、少女が放火犯になったのは、社会に欠陥があるからと話し始め「貧乏人は団結しなければいけません!」
おぉっと、水橋の正体が出てきたと思ったら、妊婦さんが室で倒れてしまいました。
熱気で蒸れているところで、仕事をしていたのでしょうね。
水橋は、それ見たことかと言わんばかりに小浜に「彼女に何がそうさせたか」
本のタイトル、そのまんま!大きなお世話だって!
こうやって、小浜を徐々に洗脳させていくのですね。
再び逢引き
かをるが、せっせとぞうきんを縫っていると、人の気配を感じます。
また、律子と水橋が逢引きをしていたのでした!
現代のように、簡単に映画が見られるわけでなし、目の前で見ることができるなら、見ちゃうかな???
「恋に濡れているようだった」
あ~~あ、水橋のねっとりした感じに、律子はメロメロ・・・
久兵衛にバレないと良いけれど・・・
よっぴで裁縫
朝食時、何食わぬ顔をしている水橋に、かをるは、どうつくろって良いかわからなさそう。
すると弥太郎に「どうしたん?」と聞かれて、かをるは「夕べ、よっぴでお裁縫をした」と言います。
律子の逢引きの後も、健気にぞうきんを縫っていたのね、、、
マルクスボーイ
水橋が、夜の町に行っていたと似合わぬことを言うと、神山さんが「マルクスボーイじゃないのか?」と聞きます。
さすが!神山さんの目は節穴じゃありません!
小浜は、水橋に同意しちゃって、大丈夫かな?
神山さんは、労働組合をつくるのではと心配しますが、図星だと思う。
口数が多いと追い出すと聞いたかをるは、安心したのか、キリッとした表情です。
サプライズ!
かをるが久兵衛に呼ばれて座敷に行くと「お入り」と、久兵衛の神妙な声です。
戸を開けると、英一郎がラッパを吹き、律子がカネをたたき、久兵衛が、ピーヒャラ!
何???
ツエさんは太鼓!
5月10日、かをるのお誕生日だったのです!
みんなに17歳のお誕生日を祝ってもらって、かをるは涙ぐみ、かわいい☆
しかも、今日で女中修行は終わりだと言います!
良かった~~~
でも、意外と短かった!
るいさんも涙して頭を下げます。
お囲いさんと言っても、るいさんは出しゃばらず、かをるを育ててきたのだろうな。
本妻さんや、その子供たちの温かさが身に染みていそうです。
るいさんの人生は、ラッキーとしか言いようがないのだろうな。
引用元:
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