2020年10月17日(土)
澪つくしキャスト
沢口靖子、桜田淳子、根岸季衣、明石家さんま、高品格、牟田悌三、岩本多代、鷲生功、寺泉憲、村田雄浩、三ッ矢歌子、津川雅彦
澪つくし あらすじ ネタバレ
見合いをぶち壊した律子(桜田淳子)に、久兵衛(津川雅彦)の怒りは収まりません。
かをる(沢口靖子)は、見合いは失敗するだろうと思っていたものの、どうすることもできず、ひとり気をもんでいました。
あくる日の朝食の席では、久兵衛が見合い結婚の功罪について語り、聞き入るかをるです。
戻ってきた律子が謝るというのに聞く耳を持たない久兵衛。そんな中律子は、水橋(寺泉哲章)への密会の合図のショパンを弾くのでした。
参考:Yahoo!テレビ
前置きレビュー
見合いの席での律子の態度に、家に着くと「家には入れない!」と久兵衛は大激怒!
番頭の高品は、久兵衛の妹の名取ぎんに、律子をぎんの家に泊めるように頼みますが、激怒しているのは久兵衛だけではありません。
ぎんには、とんだ尻拭いです。
律子が親不孝なマネをしてくれて、計画は失敗だと、久兵衛は千代に話します。
かをるは、水橋とのことを知っているので、律子の見合いはうまくいかないと思っていました。
水橋は、職人たちに「経営者は、自分たちのことは奴隷だと思っている」と話を聞かせ、職人たちの気持ちを揺さぶろうとします。
小浜は水橋の話しを理解して「人並みの生活がしたい」と話します。
食事時、英一郎は律子のことを「新しい女に憧れているから、見合いに反発したのでは?」と良く分かっています。
久兵衛は千代さんと「見合いで結婚したが、22年間、仲良くしている。惚れたはれたで一緒になっても、うまく続かない」と話して聞かせます。
かをるには耳の痛い話しでしょうが、黙って聞くしかありません。
番頭が久兵衛に、律子が戻ってきたと伝えますが、久兵衛は「家に入れるな!」と怒ります。
ところが律子は大胆にも部屋へ入ってピアノを弾いています。
雨の降る真夜中、水橋は、一人起きて外へ出ると、小浜が気づきます。
例のごとく律子との密会ですが、かをるには、さらに驚くことが・・・
感想
久兵衛激怒
お見合いをあからさまに拒絶する律子に、大激怒の久兵衛ですが、ふだん温厚で良い人なのに、何かと激怒することになる久兵衛の人生も楽じゃありません。
カンカンに怒って、律子へ家に入るな!と言いますが、おとなしく言うことを聞くと思っていた久兵衛も甘かったと思う。
久兵衛は家の中に入ると、洋服に怒りをぶつけて、かをるは黙って、その後始末。
番頭の高品が場を取り繕いますが、主人の私生活のことまで世話をしないといけないなんて、大変だ。
久兵衛は、山久との先々の計画を潰されて目の前が真っ暗。
見合いは気に入らなかったら、後で断れば済むのにと、何もかもブチ壊しですが、政略結婚など、古いのでしょうね。
いろいろと久兵衛は、時代をつかんでいないのかもしれない。
髪を梳くかをる
久兵衛の怒りを、もろに受けてしまったかをるは、一人、髪を梳いて気を紛らわしているのでしょうね。
律子と水橋の恋を、どこかで自分と惣吉の関係に重ねているのかもしれません。
広敷の若い衆
弥太郎が賭け将棋をして、勝ったと喜んでいますが、ケンカは弱くても、将棋は強いのですね。
不適に喜ぶ弥太郎、イヤなヤツです。
水橋は、若い衆に酒を飲ましながら、赤い活動。
小浜は、水橋の話しにハマって律子と一緒になることを夢見ているのだろうな。
便利な制度
古いものはカッコ悪いみたいなのは、ずっとあるけれど、英一郎は、律子のことを「新しい女に憧れている」と良く分かっています。
久兵衛は機嫌を取り戻そうと、かをるに見合い結婚はどう思う?と聞くと、「便利な制度だと思いますけど」
なんだか事務的な答です。
ハマさんは親同士の決めた相手と結婚をしたのですね。
そういえば、昔の方が結婚する確率は高かったというけれど、親同士が決めるから結婚が出来たんだ!
英一郎は、「気の毒だ」と言うけれど、ハマさんみたいな人も結婚は出来たのだから、考えようによっては良いと思うけれど。
孤独死を回避できる確率は高いと思うな。
久兵衛は、千代さんと見合い結婚をして22年間仲良くしてきたというが、お囲いさんがいて仲良くやってこれたなんて、久兵衛の人徳かもしれないけれど、千代さんの人柄、我慢と理解があったからじゃないかな?
恋愛結婚など犬猫の発情と一緒だと、う~~ん、、、
足だけで興奮・・・
かをるが醤油の醸造を見学していますが、梯子から下りてくるとき、かをるの生足を見られると、若い衆が興奮!
どんだけ欲求不満なんだと思うけれど、足元が見えるだけでも刺激的だったのでしょう。
大胆な律子
肝の据わった律子は、久兵衛からあれほど怒りをかったというのに、ケロッと家に帰って来たのでしょうね。
しかも、水橋との約束のテーマをピアノで弾き始め、かをるはドン引き!
また、かをるは眠れなくなってしまい、自分と惣吉のことまで考えてしまいます。
頻繁に連絡を取れないから、余計に、あれこれ妄想してしまうのかもしれませんね。
すると、かをるは気配を感じ、窓を開けます。
雨だろうが何だろうが、恋の炎が燃え上がっている律子と水橋には、どこ吹く風で逢引きです。
赤い傘がつややかに、二人の恋を現しているかのように見え、それがかをるにはロマンチックに思えたのかも。
ところが、かをるは小浜の姿に気づきます!
二人の強烈な接吻を、小浜も見ていた!
キャーーー小浜、見ちゃダメ!
早く家に入って!!
小浜の心の中も、ずぶ濡れになっていそう。
引用元:
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