2020年11月6日(金)
澪つくしキャスト
沢口靖子、桜田淳子、川野太郎、柴田恭兵、根岸季衣、明石家さんま、岩本多代、鷲生功、福田豊土、石丸謙二郎、梅野泰靖、吉村直、加賀まりこ、津川雅彦
澪つくし あらすじ ネタバレ
かをる(沢口靖子)の見合い相手の家から、この話を進めたいと使者がやってきて、久兵衛(津川雅彦)はそれを受けます。
それからの成り行きを、かをるは当事者ながら、他人事のような思いで眺めます。
英一郎(鷲生功)は、惣吉(川野太郎)のことを諦めたのかとかをるに聞きますが、かをるは惣吉のことは忘れて、これは運命だ、と自分に言い聞かせようとしていました。
そんな時、惣吉が会いに来た夢を見て、かをるは、悪い予感がするのでした。
参考:Yahoo!テレビ
前置きレビュー
不吉な予感
かをるのお見合いから5日後の7月24日、先方の藤尾家が、かをるとの縁談を進めたいと、見合いの世話人の小曽根がやって来ました。
藤尾家では、9月上旬までに結納をすませ、大正天皇の喪があけた来春早々に挙式を挙げたいと言うのです。
久兵衛は、娘の結婚が決まったことが、ただただうれしいのだと思いますが、かをるには、他人事のようにしか思えません。
かをるは悶々としていると、1927年(昭和2年)7月24日は、芥川龍之介が服毒自殺をした日というではありませんか!
35歳の若さで命を絶ってしまった芥川龍之介の遺書には「ぼんやりした不安」とあり、かをるの心情と重なって、不吉だと言わんばかりです。
このことは、かをるの将来のことだけでなく、河原畑にも衝撃が走ります!
いつの間にか、律子をモデルにした沖田のアトリエは、河原畑や宍戸にとって、お金のかかる龍月よりも良いサロンになっています。
律子は、そうとう迷惑をしているだろうけれど、かごの鳥の律子には、他に行き場がありません。
河原畑が自論を展開すると、うんざりした律子は帰ろうとしますが、沖田は律子をかばって、二人を追い出そうとします。
結婚の現実迫る
奥さまは、かをるの見合い結婚の不安を払しょくさせようと、自分の経験を話します。
奥さまは18で、久兵衛は24の時、結婚をしました。
るいさんは、奥さまにも式に出て欲しいと話し、だんだんとかをるの結婚が現実味を帯びてきます。
そんな中、英一郎がハマさんに醤油屋に嫁ぐ苦労は、どんなものがあるかと聞くと、さすがハマさんは、醤油業界の裏をよく承知しています。
生々しい話しです。
雨降る夜
雨降る夜に、惣吉の呼ぶ声が聞こえます。
夢なのか、かをるの妄想なのかわかりませんが、惣吉のことが、どこかで吹っ切れないのでしょう。
かをるは、惣吉にただならぬものを感じます。
翌日、律子に呼ばれると、利根川丸が遭難したと聞き、かをるは家を飛び出します!
かをるの不吉めいた予感が当たってしまうのか?
どうでもいい話
「澪つくし」となんら関係がありませんが、沢田研二のドラマ「悪魔のようなあいつ」がCSの衛星劇場で12月から再放送されます!
🎊放送決定🎊
リクエストスペシャル
~もっと、#ジュリー~#沢田研二 出演作#悪魔のようなあいつ
12月8日(火)スタート!
毎週(火)後8:00、(土)前11:30昭和最大の未解決事件のひとつ三億円事件を題材に、物語全編に暴力とエロチシズムを漂わせつつ、強奪犯の屈折した愛と行動、そして挫折を描く。 pic.twitter.com/5ReuNtumQ2
— CS衛星劇場💙31(土)後5時~図夢歌舞伎『忠臣蔵』、11/2(月)前7:30鬼谷子-聖なる謀- (@EISEI_GEKIJO) October 28, 2020
感想
他人事のようなかをる
久兵衛は、素直で従順なかをるの見合い話しが決まって、とてもうれしそう。
律子の失敗があるので、余計うれしいでしょうね。
ところが、かをるは、見合い相手の藤尾髙義の顔が思い出せないと言います。
わかる~~それって、自分にはどうでもよい相手なんですよ、、、
嫌われている河原畑
律子は、つきまとわる河原畑にうんざりですが、こちらとてうんざりです、、、
河原畑が芥川龍之介の自殺のことを語り出すと、さすがに律子は我慢の限界を感じ、帰ろうとします!
沖田にとっても、もはや河原畑は仕事の邪魔なだけ。
仲間だった沖田にも嫌われちゃいましたね。
昔のお母さん
かをるの見合い結婚の不安を、奥さまは和らげようと、自分の経験を話しますが、上品で穏やかな奥さまの話しに吸い込まれそうです。
るいさんは、奥さまにも式に出て欲しいと望みますが、奥さまは自分の病状のことがあるので断ります。
その代わり、るいさんに式に出るようにと話しますが、るいさんは、昔気質の人で「日陰の身」だからと遠慮しています。
でもでも、相手の男だって、本妻さんの子じゃないんだから、いいじゃない!って思うのだけどな。
「この子の幸せのために」自分は、表に出ない方が良いと考えるるいさんは、昔のお母さんです。
かおるのオフホワイトとピンクの着物がかわいい☆
柄物のリボンもかわいい。
帯は地味だけど、かわいい着物とあっている!
複雑な英一郎の表情
英一郎は、若いながらも土地柄など良く見ています。
ハマさんに醤油屋に嫁ぐ苦労は、どんなものがあるか聞くと、裏事情を見てきたハマさんは、「お囲いさんを囲うこと」
裕福で豪勢に見えるけれど、お囲いさんを囲うのは男の見栄と言われて、奥さまは上品で表に出すことはありませんが、感情的になる人だっていたと思います。(そういう人は、下品だったりすると思う)
早くもかをるに、そのことを覚悟するように話しますが、そもそもかをるは、お囲いさんの子なんですよね、、、
お見合い相手を演じる家中さんは、「おしん」の時は思わなかったけれど、いかにも女遊びが好きそうに見えるから、役者さんってスゴイですね!
生霊なの?
かをるは、また眠れないようです。
惣吉の声がしますが、夢や妄想というよりも、ソウルメイトな惣吉は、かをるを案じて念を送って来たの?
「幸せになるんだぞ」かをるでなくても、そんなこと言わないで!
沢口靖子さんの「待って!」と言った時の演技、すごく訴えるものがあって良い!
「かをるの背中に冷たいものが走った」
惣吉に悪いことがないと良いけれど、、、
利根川丸が遭難?
律子から、ラジオで海が荒れて利根川丸が遭難したと言います。
やっぱり、かをるの予感は当たっていた?
必死に走るかをるですが、見合い相手なんて、どうでも良いよね!
引用元:
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