2020年12月26日(土)
澪つくしキャスト
沢口靖子、桜田淳子、川野太郎、明石家さんま、寺田農、鷲尾真知子、安藤一夫、八木光生、草笛光子、加賀まりこ
澪つくし あらすじ ネタバレ
検察では、取り調べが続いていた。惣吉(川野太郎)は、暴動の扇動の責任を追及されますが、それには答えず、村長を調べてほしいと懇願します。
不安で眠れない夜を過ごすかをる(沢口靖子)の元に、心配したるいさん(加賀まりこ)と清次(寺田農)が訪ねてきて、入兆の久兵衛に顔を出すように話しますが、かをるは拒否すします。
とねさん(草笛光子)も、惣吉がいない間はかをるが吉武家の大将なんだから、入兆で頭を下げるなんてできないと断ります。
参考:Yahoo!テレビ
前置きレビュー
まだまだ、惣吉の帰りを待たなくてはならないかをるは、送検された漁師たちの差し入れや、その家族などの手配を淡々としています。
善吉が、外川の漁師たちが、仲間の処分が決まるまでは、漁に出ないと決めたと知らせます。
仲間が頑張っているのに、自分たちが漁に出て良い思いをするわけにいかないと言うのです!
ところが、かをるは惣吉なら、残された人の生活を考えて、出来ることをして助けると思うと話します。
どちらの話も最もですが、裁判がいつまで続くかわからないので、とねさんは、かをるの話しに同意します。
惣吉取り調べ受ける
惣吉が取り調べを受けますが、罪の意識はないのかと聞かれ、惣吉は、罪の意識はないとはっきりしています。
惣吉は、村長の悪政について話し始め、自分たちが法を侵したことを認めます。
しかしそこに至った原因を調べて欲しいと取り調べ官に訴えますが、当然のごとく受け入れられません。
寺本の取り調べ
事件の首謀者とされる寺本の取り調べです。
寺本家は地主で、働き手のいなくなった家族に見舞いを届けます。
本来なら、寺本のような人が上に立つべきなんですけどね。
いつの時代も悪者が上に立つとロクなことがありません。
寺本は、村長宅を襲撃し、10分くらいで引き揚げるようにと指示したのに、広がってしまったことは遺憾だと述べます。
取り調べ官に、投票用紙すり替え事件の恨みではと突っ込まれますが、寺本は、今回のこととは関係ないと反発。
寺本の主張も、ちゃんと聞いて欲しいところです。
るいさんと清次
かをるがせっせと働いていると、るいさんと清次が訪ねて来ました。
るいさんと清次は、かをるに、入兆へ行って、今回のことを詫びるようにと言うのです!
たとえどうあれ、けじめというか、「わびる」という行為を取らせることで、丸くおさめようとしたいのだと思います。
良くも悪くも、昔の日本人的な発想ですが、かをるは屈しません!
とねさんも、勘当されてまで一緒になっているので、それはできないとキッパリと断ります!
しかもかをるの今の立場を話し、プライドがあることをはっきりとさせます。
律子からの手紙
わからずやの清次たちはさておき、事件のことは新聞で知ったと、律子から手紙が届きます。
もちろん励ましの内容です!
高神村騒擾事件
昭和5年9月6日の深夜から翌7日未明にかけて、重税や外川漁港改修事業の使途不明金問題に不満を抱く村民が暴徒化し村役場や駐在所、村長などの自宅が襲撃を受けました。
感想
とねさん素敵
かをるは、目の前の出来ることを、みんなで淡々とこなしていますが「カンパチさんとヒラマサさん」
・・・だいたいかをるの父親は銀座の高級すし店の名前ですから!
善吉が、仲間のことを思い、はっきりするまでは外川の漁師が漁に出ないと知らせてきました。
なんて良い話しと思っていたら、かをるは、惣吉なら、残された家族の生活を考えると言います。
かをるの意見に、とねさんは賛成しますが、かをるを尊重し理解あるとねさん、素敵です。
生活を支えなくてはいけない
惣吉は、連日取り調べを受けています。
罪を犯したのは事実で認めますが、それに至った原因を調べて欲しいと、惣吉は訴えます。
そこをわかって欲しいですよね。
でも、検事には、のれんに腕押し状態で、いつまで続くのだろう。
かをるは、利根川丸の漁師たちの家族の生活のことを考え、一人枕で涙します。
表向きは気丈に振る舞っても、惣吉がいなくなって、寂しいのと心細いのだろうな。
プライド
かをるは、ひたすら惣吉を信じて過ごしていますが、そこへるいさんと清次が訪ねて来ます。
ただの心配なのかと思ったら、久兵衛に謝ったら、話が早く納まると言いたいらしいが、余計なお世話。
かをるは毅然と、そんなことは出来ないと断りますが、かをるの潔さが良いです!
とねさんも吉武家の嫁、今は吉武家の柱として、そう簡単にかをるに頭を下げさせるわけにはいきません。
自分たちの立場を守るために、惣吉は立ち上がって、それを黙って支えたいのです。
律子からの手紙
水橋のことと重ね合わせたのか、律子からの応援手紙が届きました!
水橋よりも、よほど芯があるだろう惣吉の活躍に、律子は感心したのかも。
かをると律子の不思議な絆は、途切れることなく、ウルウルしてしまった!
引用元:
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