2021年2月15日(月)
澪つくしキャスト
沢口靖子、桜田淳子、柴田恭兵、鷲生功、村田雄浩、加賀まりこ、津川雅彦
澪つくし あらすじ ネタバレ
かをる(沢口靖子)と梅木(柴田恭兵)の結婚式の前日、律子(桜田淳子)が小浜(村田雄浩)を連れて入兆へ帰ってきました。
勝手に婚約したことが面白くない久兵衛(津川雅彦)は追い返します。
律子は帰りかけますが、かをるが止めます。
その夜、兄弟揃って語り合い、律子はかをるに、これからは梅木が人生の航路を教えてくれる澪つくしだ、と話します。
久兵衛はるいさん(加賀まりこ)に、子どもが思い通りにならない、とこぼすと、るいさんと口げんかに・・・
参考:Yahoo!テレビ
前置きレビュー
かをると梅木の結婚式が明日に迫り、久兵衛にとって嬉しいことが続くように思われましたが・・・
律子が入兆へ
昭和8年11月、律子は小浜を伴い坂東家に帰って来ました。
小浜が入兆へ来たのは、律子の話しでは5年ぶりです。
もちろん小浜には裏切ったという負い目やら、久兵衛に怒鳴られ蹴られたトラウマがあります。
律子は、小浜との結婚のことで久兵衛に話しますが、立志伝中の人だと感心しつつも、身分違いやら、かをるの見合いのことを持ち出し久兵衛は罵倒です!
かをるは、律子が、あれほど好きだった水橋が亡くなり、水橋とは真逆な立場の小浜と結婚することに少し納得ができないようです。
ところが律子は、小浜の人としての魅力を感じ、それは水橋と共通するものだと思っています。
澪つくしの意味は?
律子は万葉集や源氏物語に出てくる「澪つくし」という言葉を口にします。
澪は水脈のこと。
「くし」は髪をくしけずることで、船に浅瀬だと知らせるため、川や海に食い込んでいる「くい・標識」のことです。
人生には生きていく上で、標識が必要だと話します。
今までは惣吉が「澪つくし」でしたが、これからは梅木が「澪つくし」になると言っても、男について行け!というのではなく、みんな、それぞれに誰かの「澪つくし」になって生きていく。
それが律子からかをるへの祝福の言葉です。
るいさんとケンカ
るいさんは、梅木も小浜も奉公人だったので、律子と小浜が一緒になることを反対する久兵衛の気持ちがわかりません。
久兵衛は、実の子供じゃないからだと反発!
因果を背負っての結婚とは、初婚ではなく、愛する夫と死別し再婚することは、前夫の何かしらを背負っていることを言うのでは。
かをるにとって気乗りしていませんでしたが、このまま独り身にさせて一生を終わらせたくないるいさんの母心もあると思われる。
すると久兵衛は、梅木は三国一の花婿だと激おこ!!
ちなみに三国とは日本・中国・インドを指して三国なのだそうな。
感想
律子お嬢さま坂東家に帰る
小浜と一緒に坂東家に帰って来た律子ですが、紫色の着物がとっても素敵で、あでやか!
小浜は座敷に通されますが、昔の思い出がよみがえり、少しきょどっている。
ドSな律子お嬢さまは、そんな小浜がおかしいのでしょうね。
軍人になった小浜にあいさつをされても、久兵衛の表情が露骨すぎておかしいwww
シリアスな場面なのに、律子と久兵衛の会話が面白すぎて、かをるよりも久兵衛の方が主役に思える。
感心するピロシキ
ピロシキは、小浜の軍人姿に感心しますが、鼻高々なのは律子お嬢さま。
本当なら、小浜は、みんなを見返すところだと思うけれど、久兵衛に罵倒され、そんな気分じゃないだろうな。
神山さんとばっちり
律子と小浜が会っていたことを黙っていた神山さんは、久兵衛に叱られますが、久兵衛がひたすら「バカもん!バカもん!バカもん!」
って、おかしんだけど、、、
管理人は、マネしたけれど口が回らなかった!
澪つくし
律子は、どうせ小浜のことは久兵衛が反対すると百も承知で帰って来たのでしょうね。
ケロッとした律子は、かをるに、はなむけだと言って、澪つくしの説明をします。
久兵衛とは何かと衝突しても、こういうところは、しっかりしているのですよね。
英一郎は「身を尽くしても逢わんとぞ思う」と返し、高尚な姉弟ですね。
かをるにとって律子も、澪つくしだと思います。
千代さんのことを口出した
実の娘ではない律子のことは、るいさん、いろいろと考え気を使っているのだろうな。
それなのに、久兵衛は「自分の子じゃないから」って、ヒドイな。
ピロシキにいた男と勝手に結婚を決められ、面白くないのはわかるけど、梅木だって奉公人だった。
女中だったるいさんが、納得できないのも無理はないかも。
久兵衛は、ふてくされて「千代は、こんなことは言わなかった」
あーーーそれは、絶対言っちゃダメ・・・
でも器量よしなるいさんは、うまく交わしました!
ケンカのシーンなのに、るいさんのピンクの寝間着が色っぽくって、深刻な話しに思えない。
引用元:
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