2021年3月20日(土)
澪つくしキャスト
沢口靖子、桜田淳子、柴田恭兵、織本順吉、牟田悌三、鷲生功、安藤一夫、浜田晃、山下規介、草笛光子、加賀まりこ
澪つくし あらすじ ネタバレ
原価が高騰しているのに、商品の値上げを禁じられ、入兆では作戦会議を開いていました。
品質を落として原価を抑えるしかない、という梅木(柴田恭兵)に対し、神山さん(牟田悌三)は安物を作るくらいなら辞める、と反対します。
工員たちは、給料を上げないとストライキを起こすと声を上げるが、かをる(沢口靖子)は、販売部門を大手と提携した結果が出るまで様子を見るように頼みます。
子供たちが小学校へ行き始めた年、太平洋戦争が始まりました。
参考:Yahoo!テレビ
前置きレビュー
かをるの先見の明
昭和14年2月、
入兆の社長として威厳が増してきた梅木ですが、戦争の影響で、今までと同じような醤油作りはできなくなってきました。
職人魂炸裂の神山さんと経営優先の梅木とは、意見がくい違います。
かをるは苦しくなる経営に、現代に通じるような提案をしますが、梅木より、かをるの方がやり手かも。
かをるの醤油愛
かをるが醤油を愛しているのは今に始まったことではありません。
戦争が続く中、醤油業界に尽くすかをるは、醤油樽に向かい・・・
吉武家でも
戦争の影響は、吉武家にも及んでいます。
漁は戦争と関係ないだろうと思われますが、燃料だけではなく、意外なところに。
善吉たちが思案しているところへ、軍人が吉武家へやってくると、さらに・・・
戦地からの手紙
重苦しい状況の中、負傷を乗り越え、戦地へ復帰した英一郎から手紙が届きます。
律子からも手紙が届きます。
律子の求めていた人生は、それで良かったのか疑問ですが、ある意味、一番現実的で一皮むけそうです。
梅木の真心
戦争で閉塞した世の中は、まるで現代を思わせるようですが、梅木のかをるや子供への愛情が、かをるには何よりもうれしいのだと思う。
そんな幸せなかをるに、昭和16年12月、臨時ニュースで開戦の知らせが・・・
花村少尉役山路和弘
イケボの軍人さん花村少尉を演じるのは、『麒麟がくる』での三好長慶役や『進撃の巨人』のケニー・ アッカーマン役でおなじみの山路和弘さんです。
感想
やり手なかをる
戦争の影響で、原料が高騰したことで、梅木は品質を落とすしかないと考えていますが、神山さんには、そんなことはしたくないと反対します。
神山さんの言い分は、最もだけど難しいところ。
存続を考えたら、品質を落とすのは、やむを得ないと思うな。
かをるが、販売部門を大手に任せたらと提案しますが、昭和の頃は、どうだったのかわからないけれど、現代に通じるような話し。
ともかくかをるのおかげで、梅木と神山さんはウィンウィンの関係になれて良かった!
樽に感謝する
かをるは、樽の中の微生物は、ご先祖様だと手を合わせます。
お囲いさんの娘と言っても、かをるは、卑屈になることなどなく素直に育ち、今では先祖を敬うくらいだなんて、ちょっと話が出来すぎている気もする。
ともかく伝統を守ることは、簡単なことではないのだろうと思う。
久兵衛が口を酸っぱくして言っていることを、賢いかをるは、良く分かっている。
幸せそうなとねさん
とねさんが、孫を抱いて幸せそうにしていて良かった。
やっととねさんにも幸せが訪れた感じで、長かった。
ところが戦争の影は、吉武家にも影響を及ぼしていました。
人手や燃料だけでなく、網・・・
おまけに軍から、船と人を徴用すると言って来ました。
肝の据わったとねさんは、落ち着いて対応しますが、軍には逆らえないことを善吉はわかっています。
どこも暗雲が
戦争中で、どこも逼迫していますが、現代も同じような状況に思える・・・
入院していた英一郎は、戦地へ復帰!
律子から、ハルピンで先生をやっていると手紙が届きます。
軽やかな文面が、どこにいようとも、お嬢さまらしい余裕を感じます。
久兵衛のことをわかっている梅木
長年、久兵衛についてきた梅木は「生臭いのが信条だ」と、良くも悪くも久兵衛のことを良く分かっています。
人間臭さが久兵衛の持ち味なので、人間臭さは残して欲しい。
梅木のかをるへの労わり愛情が、かをるには、何よりうれしいのだろうが、刻々と戦争が近づいてきて、梅木との生活にも影響が出てくるのか?
引用元:
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