こんにちは。きゃんでぃです。
世界の大金持ちの一人のデービッド・ロックフェラーが、お亡くなりになりました。
目の際が赤くて、悪魔っぽいのが印象的でした。
単にお金持ちではなく、お金にはならない、一般には知られていない長生きできる秘義みたいなものを実践していたらしいです。
一般人は、お金持ちの食い物になっているだけなのでしょうね。
美容整形も、事故や病気で損傷をおってしまった人には、良いかもしれませんが、たんにキレイになりたい理由で、行うのはリスクがあるんじゃないかと思っています。
アメリカの扇風機おばさんについて、「仰天ニュース」(2017年4月18日放送)より、まとめました。
アメリカ扇風機おばさんはフィラー注射で失敗して失明?
16歳でモデルの仕事をはじめ、美容業界でも働いたことがあります。
その後、成功者の夫と、美しい娘に恵まれました。
傍から見たら、全てを手にしたように思えたかもしれません。
ところが、30代後半くらいから、目元の小じわや眉間のたてじわを認めたくありませんでした。
そこで、美容クリニックへ行くと、医師から「表情じわです」と診断されます。
顔の皮膚の下には、筋肉があり、その動きで、様々な表情が作られます。
筋肉が動くと様々な表皮がひっぱられ、表情しわが作られます。
若い弾力のある皮膚なら戻りますが、加齢とともに、弾力が失われしわとして刻まれます。
表情筋を動かさなければ、シワもできにくいです。
医師から、表情じわを消すには、ボトックス注射が効果的ですと、勧められます。
ボトックス注射の副作用
ボトックス注射は、筋肉の動きを抑制する効果があります。
表情筋の動きを抑え、表皮のしわを目立たなくします。
しかし、注射の場所や薬剤の量によっては、表情の喪失や頭痛、目を開けにくくなるなどの副作用が起きる事もあります。
注射を打つだけと言う気軽さなので、キャロルは躊躇せず打ちます。
その効果は、3か月から半年しか持ちません。
キャロルは定期的にクリニックへ通い注射を受けます。
フィラー注入
2009年47歳のとき、「ひと月前に注射をしたばかりなのに、効果が・・・」
クリニックへ行くと、医師から「ひたいの肌のハリがなくなってきたからですね。加齢とともにおこるので仕方がないのですが。充填剤を入れることで肌にハリを持たせることができます」
たるんだ皮膚に、充填剤を入れ、ハリのある状態を作り出します。
医師のすすめるまま、額全体と頬に少し打ちます。
打ってもらった後、ちょっと額がつっぱる感じがしました。
じきになじむはずと思います。
ところが、しばらくするとひたいの所々が、腫れだします。
医師に診てもらうと、「体質によって、充填剤がなじみにくい人もいる。もう少し経てば、腫れもひくと思います。」
ところが3か月後・・・
額が腫れ上がります。
医師は2種類の成分を混ぜ、キャロルに打ちますが、そのうちの一つは液状シリコンです。
シリコンは、生体分解できず、体外にも排出できません。
そんな異物が入ると、隔離しようと封印する反応が起きるのです。
この時、生成されるのが、異物肉芽腫と呼ばれる、腫れの原因。
つまり液状シリコンの注入は、かなり危険が伴うのです。
日本では、液状シリコンは、充填剤としては、認可されていません。
ひたいから頬にかけて広く浸透したシリコンが慢性的な炎症を引き起こし、肉芽腫が増大していったのです。
キャロルは、1日中、部屋に引きこもるようになります。
2012年、3年後、娘のソフィアは18歳になります。
家族にも心を閉ざしてしまい、心配した娘が、アメリカ中の医師に連絡をとると、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)形成外科医レンザ・ジャーレイ医師Dr. Reza Jarrahy(イラン系アメリカ人)が、メールの返事をくれました。
「力になれるかもしれない。とにかく1度来てくれ」
レンザ医師は、チームを組みました。
その中に、微小血管外科の権威、ブライアン・ボイド医師がいました。
最初にキャロルの症状を見た印象は、シリコンはひたい全体に、皮膚組織と一体化して広がっていました。
これを全て取り除く事は、難しいと思いました。
レンザ医師は、「相当困難な手術になると思います。手術中どんな不測の事態がおきるか、我々にもわかりません。そのリスクをご承知ください。」
キャロルは、「どんなリスクがあったとしても、このまま生き続けるよりはまし」
そう思えました。
2013年4月に手術は行われます。
ひたいを切開し、可能な限りシリコンを取り除きます。
しかし、キャロルのひたいの内部は、想像以上に、シリコンと組織の同化が進行していました。
取り除けるのは、ごくわずかでした。
しかも、手術中にシリコンが右目へつながる動脈に流入してしまい、右目は失明してしまいます。
キャロルは「先生、気にしないでください。先生は、事前に不測の事態もと仰っていました。私は、それに同意したのですから」
2度目の手術が検討されます。
2013年10月、ボイド医師の執刀で2度目の手術が行われます。
額の皮膚をシリコンが入っている皮下組織まで除去し、そこへ背中から皮膚を移植すると言う大がかりなものです。
移植した背中の皮膚がきちんと機能するために、細井血管や神経をつなぎ合わせる高い技術が必要です。
手術は17時間にもなりました。
その後も、移植した皮膚をなじませるために、計4回の手術を受けます。
アメリカ扇風機おばさん現在の画像は?
キャロルさんは、「今の自分に満足しています。これ以上は、もう望まない。娘が背中を押してくれなければ、今もあのままでしょう。右目の視力は失ったけれど、それで済んだのはラッキーだったとさえ思っている。
先生たちには、言いきれないくらい感謝しています。」
現在、キャロルさんは美容整形で、外見を損なった人々をサポートする団体の活動に尽力をしています。
キャロルさんのサポート団体(英語)
美しくなりたい気持ちはわかりますが、医師が勧める施術に、どんなリスクがあるのかをしっかり理解した上でしてほしい。
自分のような辛さを誰にも、味わわせたくないのが、キャロルさんの願いです。
まとめ
江原啓之さんの話で、印象なのが、遺産相続争いをする家は、お金で解決できないことがある。
遺産だけでなく、キャロルさんは、どうなのかわかりませんけど、お金を出せば、それで済むと思っていると、とんでもない事にあうように思います。
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