こんにちは。きゃんでぃです。
そろそろうなぎが食べたくなる時期ですが、どうせ食べるなら国産がいいんですけどね~
なんでも、最近は、中国産うなぎと言っても、おいしくなったそうですが、おいしければ良いって話ではなく、気になるのが安全性です。
個人的には、どんなに安全と言われたとしても、ちょっと避けるかも。
ともかく、うなぎ事情についてまとめました。
中国産うなぎ美味しくなった理由とは?
うなぎは「しらすうなぎ」と呼ばれるうなぎの稚魚を捕獲して、半年から1年半かけて養殖をし出荷します。
出荷までの養殖地を産地と言います。
日本で出荷されているほとんどのうなぎの品種は、「ニホンウナギ」です。
1980年代中盤から中国から日本へ入ってきたうなぎと言うと、脂の強いヨーロッパウナギと言う品種でした。
中国は、日本への輸出を目的に、ヨーロッパウナギを大量に養殖し、2000年には、日本のうなぎの輸入量がピークを迎えました。
ところが2009年、ヨーロッパウナギの資源が減少し、ワシントン条約で、ヨーロッパウナギの稚魚の取引の規制がされました。
そのため、中国や台湾で養殖しているうなぎの品種は、「ニホンウナギ」や「アメリカウナギ」で、生きたまま日本へ輸出されるうなぎは、ほとんどが「ニホンウナギ」です。
国産、中国産、台湾産と産地は違っても、同じ品種の「ニホンウナギ」です。
ちなみにヨーロッパウナギの特徴は、身は太く短い。脂が強くクサミが少ない。
二ホンウナギは、身は細く長いです。身はふっくりらして、しっかりした味が人気です。
中国産うなぎなぜ安い
うなぎの輸入業者が数多く加盟している、日本鰻輸入組合によると、国産のうなぎよりは、料理店に入る段階で、500円くらい違います。
価格の安い理由は、中国の方が人件費が安く、大規模経営でコストダウンできることからです。
当たり前の話ですが、それ以外に、中国や台湾では、なるべく大きく育てて出荷するという方向性なんだそうです。
中国産や台湾産のうなぎは、国産よりも太いので、半分の長さ(大きさ)で提供できるので、その分安くできます。
単純に言ってしまうと、国産は1匹で1人前を提供するのに対して、海外産は太いので、2人前提供ができ、その分安いのです。
中国産うなぎは安全か?
日本鰻輸入組合に加盟している輸入量は、日本に輸入される生きたウナギの6割をしめます。
日本の安全基準をクリアした養殖池、加工場では、最低5回の安全検査を行っています。
1、養殖池
2.加工場
3.製品
4.輸出時
5.輸入時
日本鰻輸入組合に加盟していない所もあるようで、昨年発覚した輸入ウナギの産地偽装では、基準値を超える除草剤を含んだうなぎであると保健所が告発しています。
「スッキリ」(2017年6月29日放送より)
まとめ
昔、安い輸入ウナギを食べると、皮がゴムのように硬くて、それ以来、輸入ウナギは避けていました。
おそらく食べていたのは、ヨーロッパウナギだったようです。
同じ品種と言っても、やはり国産がいいかな。
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